日テレ、放送1年前には基本合意 原作側と、ドラマ制作で新指針

AI要約

ドラマ「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子さんの死去を巡り、日本テレビが新たな指針を発表。

指針では、原作側との基本合意を1年前に努めることや、丁寧なコミュニケーションを重視する。

「セクシー田中さん」を巡るトラブルからSNS危機対応チームを新設。

日テレ、放送1年前には基本合意 原作側と、ドラマ制作で新指針

 ドラマ「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子さんの死去を巡り、5月に制作経緯の調査結果を公表した日本テレビは22日、漫画や小説など原作をドラマ化する際は、原則として放送の1年前には原作側と基本合意するよう努めるといったドラマ制作の新たな指針を発表した。

 指針では、原作者と直接会話するなど丁寧なコミュニケーションを取るよう努め、実写化の「方向性や具体的な表現手法に関する相互理解を深める」と規定。原作許諾契約書、脚本契約書の早期締結も目指すとした。

 「セクシー田中さん」を巡っては、脚本家と原作者がSNSに投稿し、トラブルに発展したことから「SNS危機対応チーム」を新設。