LINE・退職代行で“退職の仕方”にびっくり、30~50代男女が感じた「職場で感じたジェネレーションギャップ」【完全版】

AI要約

上の世代と若い世代の職場におけるジェネレーションギャップについての調査結果が示されている。

一部の人々は紙やメモにこだわりがあり、また、プライベート優先やハラスメントに対する価値観の違いも浮き彫りになっている。

世代間でのコミュニケーションや価値観の相違が今もなお存在していることがうかがえる。

LINE・退職代行で“退職の仕方”にびっくり、30~50代男女が感じた「職場で感じたジェネレーションギャップ」【完全版】

 職場では上の世代と若い世代が、互いのコミュニケーションに悩みを抱えているケースが多い。育ってきた時代が違うので、ジェネレーションギャップは当たり前だが、効率化やコンプライアンスの刷新に四苦八苦する上の世代と、職場での古くからの慣習に悶々とする若者世代で壁ができてしまうこともある。そこで今回は30~50代の男女100人「職場で感じたジェネレーションギャップ」について聞いてみた。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)

 第9位には、「紙を使う」「メモをとらない」が同率ランクイン。

 職場でもペーパーレスが進んできたが、パソコン画面での確認に慣れていない世代はまだ紙にこだわってしまう人もいるようだ。

「ファックスが未だに使われている。時代遅れ」(32歳/男性/会社経営・役員)

「なんでもプリントアウト。もったいない」(36歳/女性/総務・人事・事務)

「年上の方がメールではなくファックスで全てやり取りをしようとする。書面として残るのはいいかもしれないけれど、すぐに確認してくれなかったり、送る手間が面倒だったりするので嫌だと思った」(34歳/女性/総務・人事・事務)

「何でもプリントアウトしている。無駄」(33歳/女性/主婦)

 以前のようにメモ用紙ではなくスマホでメモをとる人が増えたが、スマホですらメモをとらない後輩にモヤモヤすることも。

「メモをとらない子が多い。仕事を覚えられるのかと少し不快になった」(43歳/女性)

「メモをとらないので、メモをとらずに覚えれるのか疑問に感じた」(47歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)

「メモもとらずに聞いている。大丈夫? と心配」(44歳/男性/コンピュータ関連技術職)

 第7位は、「プライベート優先」「ハラスメントなど価値観」。

 昭和には残業や休日出勤が当たり前とされていたが、休むことは当然の権利。仕事も大切だが、プライベートに比重をおく人も増えている。

「会社をよく休む。有給消化率が異常に良い。時代が変わったなぁと思う」(50歳/男性/コンピュータ関連技術職)

「若い子が休日出勤はお金より代休でほしいと言っていた。私なら、休日頑張った分は、お金で欲しいと思う」(49歳/女性/総務・人事・事務)

「休み時間がオーバーしていても、気にせず、ゆっくり戻ってくる。自由だなと思う」(58歳/女性)

「定時にしっかり帰る。頼もしく思う」(42歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)

 上司から部下への接し方や男女での扱いを変えるなど、ハラスメントについても年々新しい価値観が周知され、職場環境は改善されている。しかし、まだまだ世代間で感覚の違いを感じてしまうこともあるようだ。

「お茶は男性でも淹れる。昔は女性の仕事としての役割だったが、今は変わった」(42歳/女性/主婦)

「LINEで“。”がパワハラになる。おかしな世の中だなと思う」(35歳/女性/総務・人事・事務)

「独身なのに早く子どもを産まないと歳をとってからが大変、と当たり前のように言われた。価値観が昔のままだなあと思った」(48歳/女性/総務・人事・事務)