コシノジュンコがFDA客室乗務員の制服をデザイン、国内エアライン初のスカーフ採用

AI要約

コシノジュンコが静岡市に本社を構えるFDAの客室乗務員の制服をデザインした。導入は9月以降を予定している。

FDAの就航15周年を記念してリニューアルする制服は、11年ぶりの刷新となる。コシノが提唱する「対極の美」を取り入れ、アシンメトリーや尾翼をイメージしたカットソーが特徴。

SDGsの取り組みとして、部分植物由来のポリエステル繊維を使用し、リサイクル可能な仕組みを導入。

 コシノジュンコが、静岡市に本社を構えるフジドリームエアラインズ(以下FDA)の客室乗務員の制服をデザインした。導入は9月以降を予定している。

 FDAの就航15周年を記念してリニューアルする同制服は、2013年10月から着用している現行制服から約11年ぶりの刷新となる。「新たな時代への変化・チャレンジ・飛躍・洗練」をコンセプトに、FDAのコーポレートカラーであるドリームレッドにチャコールグレーを配色することでコシノが提唱する「対極の美」を落とし込んだ。またアシンメトリーを取り入れ、インナーには尾翼をイメージしたカットソーを採用。このほか、制服との一体感を出すために機内サービス時に着用するエプロンに襟を付け、国内エアラインでは初のストールを用いるなど、地方と地方を結ぶFDAの特徴を踏まえて乗客の思い出に残る制服を目指したという。

 SDGsの取り組みとして、素材に部分植物由来のポリエステル繊維を使用。着用終了後は廃棄せずリサイクル可能な仕組みを導入した。