Apple Vision Proを使った展示会で、地球問題を見つめてみよう

AI要約

Apple Vision Proを使った展示会「地球のあした観測所」の概要と体験内容について。

手元にiPadを持ちながらデジタル地球儀を操作し、地球の現在の状況や地球規模の問題について学ぶ。

Apple Vision Proを通して伊藤忠商事のSDGs事業について体験し、持続可能な未来に向けた取り組みを知る。

Apple Vision Proを使った展示会で、地球問題を見つめてみよう

空間コンピュータを使って覗く地球のあした。

日本でも先月末に発売を迎えたApple(アップル)の空間コンピュータことApple Vision Proですが、なんと日本で初めてApple Vision Proを使ったある展示会が北青山で開催されているとのことで早速行ってきました。

イベントが開催されているのは、東京メトロ銀座線「外苑前」駅または「青山一丁目」駅より徒歩数分のITOCHU SDGs STUDIO GALLERYという場所。神宮外苑いちょう並木のすぐ横です。

階段を降りると、さっそく入り口が見えてきました。

こちらITOCHU SDGs STUDIOが主催する「地球のあした観測所」という企画展示会で、地球規模で起こっている問題に関して伊藤忠商事がどのような「地球のあした」を目指し、何に取り組んでいるのかを最新のデジタル機器を活用しながら観測できる場所となっています。

まずは「現在」の地球の姿を観測すべく、「地球のあした観測所」から覗いてみます。

奥には巨大なデジタル地球儀ことSPHERE(スフィア)が設置されていたり、Apple Vision Proが2台用意されているなど、インパクトのあるビジュアル機器を通してコンテンツを見られます。

SPHERE(スフィア)では、手前に設置されているiPadでコンテンツをタップすることで、デジタル地球儀に情報が反映される仕組み。食糧問題からCO2排出量に関するものなど、様々な地球問題に関するデータが地球儀上に表示されます。

実際に触れて操作することも可能(ちなみに、かなりデカいです。)

会場内に設置されているApple Vision Proを使った展示は、誰でも体験可能。伊藤忠商事のSDGs事業についての取り組みを空間コンピュータを通して学びます。

装着後、壁に埋め込まれた各事業の展示エリアに体を向けると、デバイス上にはそのテーマに関するコンテンツが視界いっぱいに広がってきました。

このときApple Vision Proを通して見た映像がこちら。まるで現実世界にコンテンツが浮き上がっているような映像とともに、伊藤忠商事が手がける事業のイメージ画像や動画を視聴できます。

スクロールやピンチインなどの難しい操作はないため、ARデバイスを初めて使う方でも問題なく体験できますよ。

「地球のあした観測所」で紹介されている事業は全部で8種類。

・自由に服を楽しめる「あした」(繊維カンパニー)

・環境にやさしい街づくりが進む「あした」(機械カンパニー)

・アルミから脱炭素が実現される「あした」(金属カンパニー)

・クリーン電力を気軽に使える「あした」(エネルギー・化学品カンパニー)

・テクノロジーで食が変わる「あした」(食料カンパニー)

・持続可能な天然ゴム産業が育つ「あした」(住生活カンパニー)

・海と暮らしが守られる「あした」(情報・金融カンパニー)

・地域が食でつながる「あした」(第8カンパニー)

Apple Vision Proでよりコンテンツに対する没入感が増すのはもちろん、斬新な展示の仕方で来場者の興味を惹きつけるのに大きな役割を担っていました。もっと地球に関する問題を学びたい、きっと体験し終えたあとはそんな気持ちになるはず。