東京藝大の「公開授業」。「現代美術キュレーション概論」社会人受講生が8月19日より募集開始

AI要約

東京藝術大学の公開授業「現代美術キュレーション概論」が一般向けに募集開始。他の公開授業も含め、計6つの講義が開講される。

「現代美術キュレーション概論」では、アートと社会をつなぐキュレーションの実践について12名の講師が登壇。学生と社会人が対面またはオンラインで学ぶ環境で、議論が行われる。

鷲田めるろや難波祐子など、著名な講師が参加する講義では、定員数が増員されており、現代美術のキュレーションに興味のある人におすすめの機会となっている。

東京藝大の「公開授業」。「現代美術キュレーション概論」社会人受講生が8月19日より募集開始

 昨年10月に初めて開講された東京藝術大学学生対象の授業に一般の人も参加できる「公開授業」。そのラインナップから、「現代美術キュレーション概論」の社会人受講生募集が、8月19日正午より始まる。

 第2回目の実施となる今年度の公開授業では、初年度に実施された3科目「展覧会設計演習」「演習:アートプロジェクト 音楽×身体×福祉」「現代美術キュレーション概論」に加え、「演習:アートプロジェクト 1DAYパフォーマンス表現街」「芸術環境創造論」「パフォーミングアーツ・キュレーション概論」の計6つが開講される。

 募集開始が近い「現代美術キュレーション概論」は、美術館での展覧会から街なかでのアートプロジェクトに至るまで、様々な形でアートと社会をつなぐキュレーションの実践について取り上げる講義で、学内外で活躍する12名の講師陣がオムニバス方式で登壇。講義は10月から25年1月までの全14回で構成され、藝大生は対面参加、社会人はオンライン受講を通じて、互いに学びながら活発な議論を目指すものとなる。

 また、今回の講義から鷲田めるろ(国際芸術創造研究科 准教授)が登壇するほか、難波祐子(キュレーション教育研究センター

特任准教授)によるエクスカーション回も追加。定員数も100名から150名へと増員されている。現代美術におけるキュレーションを多角的に学ぶことができるこの貴重な講義にぜひ参加してみてはいかがだろうか。