こんな「釣りデビュー」はイヤだ! 超ビギナー「3つの失敗」に学ぶ「真夏の海釣り入門」

AI要約

釣り初心者が海・ウキ釣りでやってしまった失敗談を紹介。

日焼け対策を怠った結果、皮膚を痛めた体験。

ワーム釣りに挑戦するも、予習不足で活餌の重要性を痛感。

こんな「釣りデビュー」はイヤだ! 超ビギナー「3つの失敗」に学ぶ「真夏の海釣り入門」

 近年のアウトドアブームで、釣りを楽しむ人が増えている。筆者もその一人で、去年の夏に釣りを始めた超ビギナーだ。そこで筆者が海・ウキ釣りでやってしまった、初心者ならではの失敗談を3つ紹介する。これからチャレンジしてみようと考えている方の、参考になればうれしい。

 初めて釣りに挑んだ場所は、岸から延びる堤防。360度日差しを遮るものが何もなかった。筆者は帽子を被り、日焼け止めを塗ることしか対策をせず、朝6時から夕方4時まで釣りに没頭した。帰宅すると、目が真っ赤に充血していた。

 また、日焼け止めを塗り忘れたレギンスと靴下の隙間や首の後ろは真っ赤に日焼けしており、短パンで釣りをしていた友人は翌日脚に水ぶくれができ、まともに歩けないほど重症だった。海のレジャーを完全に甘く見ていたのだ。海釣りや川釣りでは水面からの照り返しもあり、とくに日焼けしやすい環境だ。

 この失敗を踏まえて、サングラス・アームカバー・フェイスカバーを追加した。フェイスカバーは首まで隠れるタイプがおすすめ。日焼け止めは塗りなおしが必要だが、釣りに熱中するとつい忘れてしまう。極力肌を覆うような対策をするのが望ましい。熱中症対策のための帽子の着用も忘れてはならない。

 ワームとは、ミミズ類やエビ・小魚などに似せたゴムやプラスチック素材の疑似餌である。ワーム釣りは着底(海底に仕掛けを着けること。釣りの基本的な操作のひとつ)がわかりづらいうえに、自分で竿を細かく動かすなど、アクションを加えて魚を誘う必要がある。

 筆者は、ワーム釣りで爆釣しているYouTubeの動画を見て、すぐに釣れると勘違いしてしまった。結果は当然、予習もせず挑戦しても釣れるわけがなかった。数回投げてみたが、なんの当たりもなく、つまらなくなってすぐやめてしまった。活餌(生き餌)に変えた途端小魚の当たりが出始めた。

 本物のエサは匂いや動きがあるため、魚が食いつきやすい。ビクビクと伝わってくる反応や、釣る喜びを味わいたい初心者はエサ釣りをおすすめする。