アプリで購入した中古のiPhoneに違和感 電源を付けた直後の状態に「怖すぎる」

AI要約

Twitterで話題になっている「電源が入らない iPhone」のエピソードについて紹介されました。購入したiPhoneは盗まれたものである可能性があり、落とし主を探すために奮闘する投稿者の姿が描かれています。

iPhoneの購入経緯や警察への届け出など、倫理的な問題に触れながら、盗難品を取引することのリスクを示唆しています。

落とし物を見つけた場合は、警察に届け出るか落とした人に返却することが重要であり、盗難品を取引しないよう注意喚起されています。

アプリで購入した中古のiPhoneに違和感 電源を付けた直後の状態に「怖すぎる」

「電源が入らないはずのiPhone」に表示された画面がX上で話題になっています。

投稿したのは、Xユーザーの「マコチ 金欠生活定期(@makoti1919072)」さん。

該当ポストは、2024年7月12日時点で1万2000件を超えるいいねを集め、「拾ったもの売ったってこと?」「怖すぎる」「闇市みたいですね」といった反響が寄せられています。

中古のiPhoneにまつわるエピソードが話題となったことに関連し、記事後半ではiPhoneの価格について紹介します。

※投稿された写真は【写真2枚】をご参照ください。

※今回紹介するポストは、投稿者様の許可を頂いております。

※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

「どなたか大阪でiPhone13を落とした人いませんか? ジモティーで購入したものがこちらになります。心当たりのある方は教えてください。今日中に連絡なかったら明日警察署に持って行きます。SIMは自分のもの入れてます。設定から電話番号見れると思うのでもし本人が見てましたらこちらに電話してください」

そんな呼びかけとともに投稿されたのは2枚の写真でした。そこに収められているのは、iPhone13の本体。マコチさんがジモティで購入したものだそう。

マコチさんは「電源がつかない」という事前説明を受けて購入したそうですが、2枚目の写真には、衝撃的な「画面の様子」が…。

購入から数分後、マコチさんが電源を入れてみると表示されたのは「iPhoneの紛失 このiPhoneを探しています」という文言。どうやらiPhoneは紛失モードとなっていたようです。

「このiPhoneは盗難品なのではないか」と考えたマコチさんは、すぐに取引相手へ連絡しようとしました。しかし取引相手のアカウントは削除されていたので、その足で交番に足を運んだそうです。

当時交番に警察官はおらず、しばらく待ったものの誰も来なかったため、一時帰宅。その際、「SIMカードを入れれば、落とし主に位置情報や電話番号が伝わり、連絡が来るのではないか」と考えて、買い取ったiPhoneに自分のSIMカードを入れました。

さらに「Xで落とし主が見つかれば」という思いから、写真を投稿。警察署にも足を運びました。端末は初期状態になったといい、マコチさんは「落とし主と思われる人が、ネット経由でiPhoneを初期化した可能性」を視野に入れたとのことです。

マコチさんは別ポストにて、その後の状況を報告。警察署に足を運んだ時点では紛失届は出ておらず「所有者は不明の状態」だったといいます。「話を聞いてくれた刑事課から別の課に書類を流すため、今後また見つかる可能性がある旨」を報告。

iPhoneの端末については、その時点で本当に紛失して売ったものであるかは定かでなく、購入したのはマコチさんであり「拾得物ではない」とのことから、警察署では預かってもらえなかったそう。

今後の動きについては、DMで名乗り出た人からIMEI(デバイスを識別するための番号)とシリアル番号を確認し、一致した場合は警察署と共に話を進めていきたいとしています。その上で「ジモティに対する批判はやめてください」という内容を呼びかけました。

話題になったiPhoneは盗難品なのか分かりませんが、置いてあるものを自分の物にすることは置き引きとなり、犯罪に問われることがあります。

置き引きで問われる罪はそのケースによって違いますが、たとえば「窃盗罪」が成立すると、10年以下の懲役または50万以下の罰金に処されます。落とし物を見つけた際は、落とした人に返却するか、警察に届け出るようにしましょう。