アックマン氏、パーシング・スクエアUSA公開でバークシャー手本に

AI要約

ヘッジファンド運用者のビル・アックマン氏は、自身の投資会社パーシング・スクエアの新規株式公開に向けた投資家説明会で、バークシャー・ハサウェイをモデルに挙げた。

アックマン氏はバークシャーのように世代を超えた富を生み出すことができるモデルを構築することに言及し、パーシング・スクエアUSAが約250億ドル調達できると述べた。

今回のズーム会議は、IPOを前に今後数週間にわたりアックマン氏が開催する6回のグローバル・タウンホール会議の第1弾となった。

(ブルームバーグ): ヘッジファンド運用者で資産家のビル・アックマン氏は、自身の投資会社パーシング・スクエアの米クローズドエンド型ファンド、パーシング・スクエアUSAの新規株式公開(IPO)に向けた投資家説明会で、ライバルのクローズドエンド型ファンド提供会社ではなく、著名投資家ウォーレン・バフェット氏の投資保険会社バークシャー・ハサウェイをモデルに挙げた。

アックマン氏とパーシング・スクエアのライアン・イスラエル最高投資責任者(CIO)はビデオ会議サービスのズームを利用したタウンホール会議に参加した約400人の一部からの質問に応じた。アックマン氏は、バークシャーのように世代を超えた富を生み出すことができるモデルを構築することに言及。また、四半期ごとの電話会議と、ネブラスカ州で毎年開催されるバークシャーの年次総会のような対面での年次総会の開催を検討しているとした。

同氏はさらに、パーシング・スクエアUSAが約250億ドル(約3兆9700億円)調達できると述べた。ブルームバーグ・ニュースが確認したスケジュールによると、約75分にわたった今回のズーム会議は、IPOを前に今後数週間にわたりアックマン氏が開催する6回のグローバル・タウンホール会議の第1弾。

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原題:Ackman Touts Berkshire as Model for Closed-End Fund Ahead of IPO(抜粋)

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