水内猛氏ら、スポーツ体験通じ子どもたちに “夢” 伝える「好きや得意、どんどん磨いて」

AI要約

子どもたちがスポーツの楽しさや技術を体験するイベントが浦和駒場スタジアムで開催され、元プロサッカー選手や元プロラグビー選手らが特別講師を務めた。

約80人の小学生が参加し、学年ごとのチームに分かれてサッカー、タグラグビー、走り方教室を体験。

子どもたちは様々なスポーツアクティビティを通じて楽しさとチームワークを体感した。

水内猛氏ら、スポーツ体験通じ子どもたちに “夢” 伝える「好きや得意、どんどん磨いて」

 子どもたちがスポーツの楽しさや技術を体験するイベント「夢の課外授業 スポーツ体験スペシャル」が7月14日、浦和駒場スタジアムにて開催され、元プロサッカー選手の水内猛氏、元プロラグビー選手の堀越正巳氏、プロスプリントコーチの秋本真吾氏らが特別講師を務めた。

 各界で活躍する人物が講師となって特別授業を行うプロジェクト「夢の課外授業」の特別版となる同イベント。約80人の小学生が参加し、学年ごとのチームに分かれてサッカー、タグラグビー、走り方教室を体験した。

 発起人の水内氏は「今日は素晴らしい天気で猛暑日でもなく、イベントの間は雨もやんでいると思うので張り切っていきましょう」と挨拶。堀越氏は「一生懸命やっていれば夢は叶うということをみんなに伝えにきました」、秋本氏は「30分間でみんなの足が速くなるように一生懸命教えたいと思います」などと呼びかけた。

 秋本氏によるハードル走のデモンストレーション、水内氏による「全身相違じゃんけん」でウォーミングアップを行い、イベントがスタート。サッカー教室では、水内氏の手からボールが離れた間だけ前に進める「だるまさんが転んだ」ゲームで、フェイントに引っかかる子どもたちが続出。さらに2つのボールで4つのゴールを目指し、慣れたらボールの数を増やしていく「全員サッカー」などを体験した。

 タグラグビー教室では、前からくる人とぶつからないようにトライする、攻守に分かれて相手チームのタッチを避けながらトライするといったミニゲームを展開。ゲーム中にはチーム内で作戦会議や円陣を組むことでチームワークを高め、同じチームの子に「がんばれ!」「走って!」などのかけ声が飛び交うほど白熱した。

 走り方教室では、速く走るコツとしてまっすぐな姿勢や腕の振り方、足の動かし方などを「おへその位置を動かさない」「小さい前へならえの腕をキープ」「なわとびジャンプした後に走る」など具体的に取り入れやすい方法で練習。子どもたちは見違えるほど美しいフォームで走れるように変化した。