「夏休み、議場においで」8月20、21日、岐阜県議会広報委が見学会

AI要約

岐阜県議会広報委員会は夏休みにこども議場見学会を初めて開催する。県議会棟案内や議会の役割について説明し、主権者教育の推進を図る取り組みとして位置づけられている。

見学会では小学生向けのプログラムを提供し、災害時の危機管理フロアも訪れる。参加者には県議7人が案内役として対応し、議会に関する質問にも答える予定。

参加は無料で定員は20組程度。申し込み期限は24日で、パンフレットも配布される。主に子どもたちに議会の理解を深めてもらうことを目的としている。

「夏休み、議場においで」8月20、21日、岐阜県議会広報委が見学会

 岐阜県議会広報委員会(委員長・長屋光征県議)は8月20、21日に「夏休み こども議場見学会」を初めて開催する。県議自らが本会議場など県議会棟を案内するほか、議会や議員の役割についても説明する。小学生向けの内容で、県議たちは「夏休みの自由研究にも、夏休みの思い出にもなる」と参加を呼びかけている。

 議会が主体となって行う主権者教育の推進に向けた取り組みの一環。20日は午前10時から、21日は午前10時からと午後1時半からの2回実施。いずれも2時間程度。同委員会委員の県議7人が案内役を務め、参加した子どもからの質問にも答える。災害発生時に立ち上がる情報集約センターや本部員会議などをワンフロアに集約した県庁の危機管理フロアも訪れ、県の仕事についても紹介する。

 委員の県議7人が県議会棟で会見し「普段は知る機会の少ない議会について多くの子どもたちに知ってもらいたい」「初めての取り組み。楽しんでもらえるよう頑張りたい」と話した。

 見学会に合わせ、主に小学生向けの県議会紹介パンフレットも作成。B5判、カラー刷り8ページで議会の仕組みや役割について説明している。300部を作成し、見学会の参加者に配布するだけでなく、普段の傍聴や見学でも活用する。

 見学会への参加は無料だが、各回定員は20組程度(1組4人まで)。応募多数の場合は抽選となる。申し込みの締め切りは今月24日。問い合わせは県議会事務局、電話058(272)8717。