シドニーのタトゥースタジオが投稿したTikTok動画、2400万回再生され話題に。Z世代に人気のタトゥーデザイン「サイバシジリズムって」?

AI要約

オーストラリア・シドニーにあるタトゥースタジオ「Markd Tattoo」が、Z世代に人気の"タトゥーデザイン"を紹介し、話題を呼んでいます。同スタジオのスタッフが、公式TikTokに投稿した動画は2400万回以上再生されています。気になるデザインは、「CYBERSIGILISM(サイバシジリズム)」と「TRAMP STAMPS(トランプスタンプ)」というもの。

タトゥーアーティストのレイさんに、「サイバシジリズム」を解説してもらいました。レイさんは、妻のキャム・グエンさんと同スタジオのオーナーを務めており、アーティスト歴は15年になるといいます。

Y2Kとは、2000年前後に流行したデザインやカルチャーのこと。トライバルといっても、ポリネシアンタトゥーのように文化的な意味を持つ部族タトゥーのことではありません。独特のデザイン性があり、当時流行したファッションの1つでした。

シドニーのタトゥースタジオが投稿したTikTok動画、2400万回再生され話題に。Z世代に人気のタトゥーデザイン「サイバシジリズムって」?

オーストラリア・シドニーにあるタトゥースタジオ「Markd Tattoo」が、Z世代に人気の"タトゥーデザイン"を紹介し、話題を呼んでいます。【Krista Torres/BuzzFeed Staff】

同スタジオのスタッフが、公式TikTokに投稿した動画は2400万回以上再生されています。気になるデザインは、「CYBERSIGILISM(サイバシジリズム)」と「TRAMP STAMPS(トランプスタンプ)」というもの。

動画には、Z世代から共感のコメントが寄せられました。

「サイバシジリズムいいよね」

「今週、その2つのデザインを入れる予定」

「もう、そのタトゥー入れてる(笑)」

タトゥーアーティストのレイさんに、「サイバシジリズム」を解説してもらいました。レイさんは、妻のキャム・グエンさんと同スタジオのオーナーを務めており、アーティスト歴は15年になるといいます。

BuzzFeedの取材に対し、レイさんはサイバシジリズムを「Y2Kに人気だった"トライバルタトゥー”の現代版」だと説明します。

Y2Kとは、2000年前後に流行したデザインやカルチャーのこと。トライバルといっても、ポリネシアンタトゥーのように文化的な意味を持つ部族タトゥーのことではありません。独特のデザイン性があり、当時流行したファッションの1つでした。

レイさんは、トライバルタトゥーとサイバシジリズムの違いを、次のように説明します。

「Y2Kのトライバルタトゥーは線が太く、大胆なデザインです。サイバシジリズムは線が細く、形はよりシャープです」

「歌手のデュア・リパやビリー・アイリッシュ、フィービー・ブリジャーズなど、インフルエンサーやセレブの間で人気のスタイルです」

腰に入れるタトゥーを意味する「トランプスタンプ」も、2000年前後に流行したタトゥーのデザイン。レイさんは、トランプスタンプの再流行についてこう話します。

「タトゥーの流行は、ファッションと同じように、とても周期的なものです。昨年末から、業界内でも腰にタトゥーを入れることを希望する問い合わせが増えています。多くのアーティストが、自分の彫ったトランプスタンプをSNSなどに投稿しています」

この記事は英語から翻訳・編集しました。 翻訳:アシュウェル英玲奈