「恥骨に鮮やかなタトゥー」「ボディビルダーとして入賞も」税不正とソープ勤務で懲戒免職“40代のマルサの女”の生々しい素顔とは…

AI要約

40代女性国税局職員が税務不正と風俗店勤務で懲戒免職になった事件について。

彼女は美容整形費用を医療費として不正申告し、還付を受けていた。さらに架空の医療費も申告していた。

彼女は元広報広聴官で優れたボディビルダーでもあり、顔出しブログで大胆なタトゥーを公開。不満を持ちながらも公表を拒んでいた。

「恥骨に鮮やかなタトゥー」「ボディビルダーとして入賞も」税不正とソープ勤務で懲戒免職“40代のマルサの女”の生々しい素顔とは…

 6月28日、東京国税局は40代の女性職員を懲戒免職にしたと発表した。この女性は、確定申告の際に、所得税の控除対象ではない美容整形の施術代を医療費として申告し、不正に還付を受けていたのだ。

 国税担当記者が語る。

「この職員は2019~23年分の5年間の確定申告で、美容整形の費用約1000万円を医療費として申告、167万円の還付を受けていた。また、親族の名義で架空の医療費を申告し、さらに70万円の還付を受けていました」

 さらに――。

「今年3月から5月まで50日間、許可を得ず都内の風俗店に勤め、兼業していたとして、懲戒免職の処分を受けました」(同前)

 昼間はお堅い税務署職員。だが裏では、巧妙な手口で税不正を行い、ソープで仕事もこなす……。彼女は、何者なのか。

「実はこの女性、国税庁の広報広聴官、税務署や本局の徴収官などを経験し、22年度からは東京国税局査察部の査察官として勤務していた。いわゆる“マルサの女”です」(同前)

 国税関係者がその人物像について語る。

「ボディビルダーとして局内でも有名な肉体派。大会で入賞経験もあった。夫も同じく国税庁に勤務するエリートです」

 本人が更新する風俗店の営業用ブログを見ると、当初は目元や口元など一部を隠していたが、5月からは顔出しを解禁。大胆さを増し、なんと恥骨には鮮やかなタトゥーが刻まれていた。

 小誌は、風俗店の勤務後の女性を直撃。すると「処分に何か言うつもりはありません」としつつも、当局の対応への不満を語った。

――タトゥーは以前から?

「タトゥーですか。職員の時から入っています。一般常識からいうと驚きですか? まだまだ反社的なイメージのものですからね」

 タトゥーの入った“マルサの女”が、明かした国税当局への不満とは――。

 7月10日(水)12時配信の「 週刊文春 電子版 」及び7月11日(木)発売の「週刊文春」では、「『恥骨にタトゥー』 税不正と風俗でクビ マルサの女を直撃した」と題して、マルサの女が語った税不正問題への見解の相違点、風俗店勤務の実態、同じ国税庁に勤務する夫への想いなどを詳報する。