新潟県糸魚川市の「衝撃の事実」が話題に 「新潟の人でも知らない人はいます」

AI要約

糸魚川市には「糸魚川という川はない」という意外な事実が話題になっています。

糸魚川市の市名の由来には複数の説がありますが、具体的な理由は不明です。

糸魚川市は日本海側の気候に属し、高い山に囲まれた特別豪雪地帯であることが特徴です。

新潟県糸魚川市の「衝撃の事実」が話題に 「新潟の人でも知らない人はいます」

新潟県糸魚川市の「意外な事実」がX上で話題になっているのをご存知でしょうか。

それは、糸魚川市に「糸魚川という川はない」というものです。

記事後半では、糸魚川市がある新潟県の経済面について紹介します。

※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

話題になったのは、地図情報大手のゼンリン公式Xアカウントが「最近聞いてわりとびっくりしたこと」とコメントを添え、「新潟県糸魚川市に糸魚川という川はありません」と書かれた画像を投稿したのがキッカケです。

該当ポストは、2024年9月11日時点で2万件を超えるいいねを集めており、「え、あるから市名になったんじゃないんですね」「まじか」「じゃあなんていう川が流れているのさ」という具合に驚いたという人からのコメントが続出しています。他には、「新潟の人でも知らない人はいます」という声も。

なぜ「糸魚川市」という市名になったのかが気になるところですね…。

新潟県糸魚川市は新潟県の最西端に位置し、東は上越市、南は妙高市、長野県小谷村、白馬村、西は富山県朝日町と接しています。気になる面積は、東京23区(約627平方キロメートル)を上回る746平方キロメートル。人口は3万8224人です(2024年9月1日時点)。

日本海側の気候に属しており、年平均気温は14.4℃。市全域が特別豪雪地帯に指定されており、山間部では積雪2mを超える地域も多くあります。地形の特徴は平地が少なく、高い山に囲まれた南北の谷があり、川は南から北に一直線上に流れているため、フェーン現象が起こりやすくなっています。

ちなみに、2023年12月15日には、フェーン現象によって夜間に糸魚川市の1月の観測史上最高の26℃を観測したのです。

糸魚川市には、60㎞の長さを誇る姫川はありますが、糸魚川はありません。では、なぜ「糸魚川市」になったのでしょうか。

糸魚川市のホームページによると、下記の5つの説があるそう。

 ・弘法大師(空海)が竹管に糸を巻いて川に投じたところ、たちまち魚となって泳ぎまわった。

 ・対立する軍(どのような軍かは不明)がこの地で挑(いど)みあったので「いどみ川」から転じて「いといがわ」となった。

 ・淀(よどみ)川から転化して「いといがわ」となった。 その他、災害がよくおこるので「厭(いとい)川」から転化した。

 ・糸魚(イトヨ)が市内の河川に多く棲(す)んでいたことから付いた。イトヨは下の写真・図のような魚です。背の3本のトゲが特徴です。

 ・古代、新羅人が日本に渡り帰化人となり、糸井と名乗り、この地に住み着いたことから付いた。

引用:糸魚川市「糸魚川市に『糸魚川』という川はありません(市名のいわれ)」