ギザのピラミッド、閉所恐怖症の人は要注意？狭すぎる内部の動画が1600万再生

AI要約

海外TikTokerがエジプトのクフ王のピラミッド内部を探検し、狭い通路や暗い部屋に驚愕する視聴者の反応が相次いでいる。

内部は観光客向けに整備されているが、狭く複雑な通路や急勾配の坂道が連続し、探索には体力と勇気が必要である。

視聴者の多くはピラミッド内部の狭さと暗さに驚き、疑似体験したことで実際に訪れる際の覚悟を固めている。

ピラミッドの壮大な外観は誰もが知っているが、その内部の様子は意外と知られていない。今年、海外TikTokerのユネス・ザルーさん（@youneszarou、フォロワー数5500万人）が、内部を探検する動画を投稿すると、多くの人々が衝撃を受けた。

ザルーさんが訪れたのは、エジプトのギザにある三大ピラミッドのうちのひとつ、クフ王のピラミッドだ。ピラミッドエリアの入場料に加え、追加料金を支払うことで内部を見学することができる。

動画はピラミッド内部に入り、狭い通路や部屋が迷路のように広がっている様子を映し出している。外観から受ける雄大なイメージとは正反対の姿に、視聴者からは「息ができない」「パニックになりそうだ」といった反応が相次いだ。動画は現在までに約1600万回再生されている。

動画の中でザルーさんは、小さな木戸をくぐりピラミッドの内部へと足を踏み入れる。内部は観光客用に整備され、木の踏み板や手すり、照明などが備わる。それでもなお、狭い通路や部屋が迷路のように入り組んでおり、アップダウンも激しい。探索にはかなりの体力が必要なようだ。

ザルーさんは、人間の肩幅ほどしかない通路や、洞窟内のような狭小空間を通り抜け、ピラミッドの内部を進んでいく。急な角度のついた狭い坂道をほとんど四つん這いになりながら下り、やっと明るい空間に出たかと思うと、すぐに急角度の狭い上り階段に出くわす。

クフ王のピラミッドは古代エジプト最大のピラミッドとして有名であり、外部の姿や内部の通路を示した解説図などはよく知られている。しかし、実際に内部の様子を見たことはなかった視聴者が多いようだ。ある視聴者は、「私はエジプト人だけど、ピラミッドの中に入ったことはなかった」とコメントしている。

視聴者の多くが、その狭さと暗さに驚いたようだ。狭い通路を通るシーンでは、視聴者から「息ができない」「見ているだけでパニックになる」といったコメントが寄せられている。

あるユーザーは「私は閉所恐怖症なので無理かも」と書き込んだ。「閉所が苦手なのでブラウザを閉じよう」「見ているだけで息が詰まるようだ」とコメントを残したユーザーもいる。ほか、「動画を観るだけでパニックになりそう」など、視聴者の多くが狭い通路や部屋に不安を感じたようだ。動画は30秒程度の短いものだが、急勾配の内部構造を雄弁に物語る。

ザルーさんの動画で疑似体験したおかげで、失敗を避けられたと感謝するユーザーもいる。「行く前にこれを見られてよかったよ。現地で内部に入っていたら、きっとショックを受けただろう。内部は広い空間だと思っていた」と述べている。神秘のベールに包まれたピラミッドだけに、内部の構造はあまり一般的に知られていなかったようだ。

過去には別のクリエイターが、息を切らせながら探索する10分程度の動画を公開し、約340万回再生される注目を集めている。観光客とともにほぼ中腰で内部を抜け、声が不気味に反響する暗い空間などを探索する内容だ。