「僕にとって整形は“ブスを治すもの”」 300万かけて韓国で全顔フル整形した男性、綺麗な容姿を得て確信した“世の理不尽”

AI要約

整形を通じて自身の生きやすさを追求する姿勢を共感されたじゃがいもさん。美容整形のイメージを覆し、生きづらさからの解放を目指す姿が注目された。

大学入学時に容姿を整えようとしたきっかけから、限界を感じ整形を決断した経緯を明かす。美容に対する努力が人間関係に影響を与える状況に遭遇し、整形を選択した。

友人や家族に整形の意志を伝え、手術後には驚きの反応を受けたものの、成功を確信する結果を手に入れたことで安堵した。

「僕にとって整形は“ブスを治すもの”」 300万かけて韓国で全顔フル整形した男性、綺麗な容姿を得て確信した“世の理不尽”

 「韓国顔面フル整形 総額300万ビフォアフ」のSNS投稿に「この写真だけで、整形以外の努力もたくさんしたんだなとわかる」「『整形は美男美女を目指すものというよりブスを治すもの』『あくまで中身は外見という壁を超えた後に見えてくる』がめっちゃ共感した~」など、多くのコメントが寄せられているじゃがいもさん。彼曰く「僕はルッキズム社会を変えるより自身を変えた方が手っ取り早く生きやすくなる方法の美容整形を選択した」のだという。整形に至るまでの彼の葛藤について話を聞いた。

――ビフォーアフターの変化を載せた投稿は、692.9万件の表示回数。たくさんの反響が寄せられたと思いますが、どのように感じていらっしゃいますか。

「まず率直に共感してくださる方がいたのが嬉しかったですね。世間一般の美容整形のイメージって、女性が自身の見た目に病的なレベルで囚われてしまい、必要以上の整形を繰り返すといったものだと思うんです。でも僕の場合は少し違って、あくまで最低でも平均以上の顔になることで、生き辛さを解消することが目的だったので、その考えを持って整形する人がいることを知ってもらえるだけでも投稿する意味があったのかなと感じます」

――整形されようと思われたきっかけを、もう少し詳しくお聞かせください。

「大学入学以前の僕は美容には一切興味がなく髪、眉、服装すべてに意識を向けていなかったんです。でも大学入学時に年頃ということで容姿を整えようとするじゃないですか。そして自分なりに努力してしばらく経った時に気付いたんです。あれ?限界あるやん、って」

――きれいになるにも、個人レベルで“限界”があると。

「若いと、容姿で判断されがちなことが多いですよね。周りと比べて明らかに僕にだけ対応が違ったんです。周りと同等の努力量で扱いの差があることに理不尽さを覚えました。そこから、顔さえ整っていれば人間関係が上手くいくと思い込むようになり、整形を決断しました。特定の部位にコンプレックスを抱えているわけではなく、不要な要素を排除した結果、全顔整形をすることになりました」

――整形をしたことで友人や家族はどのような反応でしたか? 

「整形することは決めた時から友人や家族には伝えていたので術後に驚かれるとかそういう反応は特になかったです。鼻の整形は変化がわかりやすいので『横顔きれいになってる!!』といった反応をメッセージでもらった時は嬉しかったと同時に、客観的にも失敗してない確信を得られたので安堵しました」