第28回岡本太郎現代芸術賞、7月15日から作品募集開始 

AI要約

岡本太郎記念現代芸術大賞(TARO賞)は1996年に創設され、第28回の作品募集が始まる。

同賞は岡本太郎の遺志を継ぎ、時代を創造するアーティストを支援し、「ベラボーな」作品を期待している。

受賞者には賞金や作品展示の機会が与えられ、2025年には展示会が計画されている。

第28回岡本太郎現代芸術賞、7月15日から作品募集開始 

 岡本太郎

が1996年に逝去した直後に創設された「岡本太郎記念現代芸術大賞(2006年に「岡本太郎現代芸術賞」に改称)、通称「TARO賞」。その第28回の作品募集が始まる。

 同賞は、岡本太郎の遺志を継ぎ、「時代を創造する者は誰か」を問うための賞。これまで小沢剛や山口晃、風間サチコ、梅津庸一、キュンチョメ、サエボーグといった数々のアーティストたちを発掘してきた。

 募集作品は、応募規程に沿う作品であれば、その形状、技法等は自由。同賞は「美術のジャンル意識を超え、審査員を驚かす「ベラボーな」作品の応募を期待しています」としている。

 審査員は椹木野衣、土方明司、和多利浩一、山下裕二、平野暁臣の5名。応募期間は7月15日~9月15日。

 賞金は岡本太郎賞(1名)が200万円、岡本敏子賞(1名)が100万円。受賞者2名には岡本太郎記念館での作品展示の機会が与えられる。また特別賞(若干名)には総額50万円が、入選作品が決定した時点で入選者全員に10万円が授与される(岡本太郎賞、岡本敏子賞、特別賞の賞金はこれに上乗せして支給)。

 入選・入賞作品は、2025年2月下旬~4月中旬に川崎市岡本太郎美術館で開催予定の「第28回岡本太郎現代芸術賞展」で展示され、会期中には来館者による入選作品の人気投票も行われる。