NVIDIAアプリベータ版導入でPC Game Pass 1カ月分の特典
米NVIDIAはNVIDIAアプリをアップデートし、新機能を追加。Xbox Game Passの特典も提供。
アップデートでは、GPUコントロールセンターに新たな機能が追加され、ビデオセクションにも調整機能が搭載。
さらに、表示言語の拡大やLLMのカスタマイズなどの機能もサポートされた。GeForce Game Readyドライバの最新版も提供開始。
米NVIDIAは6日、同社がベータ版で提供中のGPU向けユーティリティ「NVIDIAアプリ」をアップデートし、新たにNVIDIA Video Super Resolutionの設定機能などを追加した。あわせて、NVIDIAアプリのユーザー向け特典として、Xbox Game Passの新規メンバーを対象に、PC Game Passへの1カ月無料アクセス権も提供している。受け取りにはNVIDIAアカウントが必要で、アプリ内から入手できる。
今回のアップデートでは、GPUコントロールセンターに「ディスプレイ」のセクションが追加され、解像度やリフレッシュレート、向きの調整が可能となった。加えて、「ビデオ」セクションには、RTX Video EnhancementやRTX Video HDR、の調整機能が搭載された。
また、表示言語の拡大や、統計オーバーレイにおけるCPU使用率や遅延などのリアルタイム表示、大規模言語モデル(LLM)をカスタマイズできるデモアプリNVIDIA ChatRTXのインストール機能などがサポートされた。今後はNVIDIAコントロールパネルとGeForce Experienceの統合、さらにGeForce ExperienceからNVIDIAアプリへの移行を進めていく予定だという。
あわせて、GeForce Game Readyドライバの最新版となるバージョン「560.81」の提供も開始。「Hunt: Showdown 1896」におけるDLSS Super Resolutionのサポートや、NVIDIA ContainerのCPU使用率が高くなってしまう不具合の修正などが行なわれている。