トランスコスモス、物流コストの可視化により改善策を提示する「物流コスト最適化サービス」を提供

AI要約

トランスコスモス株式会社が新サービス「物流コスト最適化サービス」を提供開始した。

サービスは物流関連のデータを照合し、コストの上昇要因や課題を特定するものであり、物流コスト分析レポートや物流コスト変化要因レポートを提供する。

トランスコスモスはSCM最適化や働き方改革関連法施行に貢献し、2024年問題の解決にも取り組むと説明している。

トランスコスモス、物流コストの可視化により改善策を提示する「物流コスト最適化サービス」を提供

 トランスコスモス株式会社は7月31日、物流コストの可視化により改善策を提示する新サービス「物流コスト最適化サービス」を提供開始すると発表した。

 物流コスト最適化サービスは、各種業務システムで管理している物流関連のデータと、受注・出荷情報、および配送会社別の運賃請求情報を自動照合したデータとを掛け合わせ、コストの上昇要因や過去の実績から見える課題などを特定するサービス。

 具体的には、「納品先顧客別」「商品別」「営業本部別」「営業担当別」「物流会社別」などの物流コスト分析レポートと、「距離」「重量」「回数」「販売金額」「配送ばらつき」などの物流コスト変化要因レポートを提供。これらのレポートを基にした定期報告書の作成や物流管理業務の効率化を実現することで、物流統括管理者を支援するとした。

 なおトランスコスモスでは、サービスは専用プラットフォームで提供するほか、分析結果から見える課題の改善策を提示するなどの取り組みにより、利用企業のSCM(サプライチェーンマネジメント)最適化を支援すると、サービスのメリットを説明。さらに、働き方改革関連法施行により時間外労働の上限規制などが適用される、2024年問題の課題解決にも寄与すると説明している。