# 2024年問題

人手不足倒産、過去最多ペース 「2024年問題」が直撃、物流業では倍増近くに
2024.07.04

人手不足倒産、過去最多ペース 「2024年問題」が直撃、物流業では倍増近くに

 人手不足による企業経営への影響が、一段と深刻化している。従業員の退職や採用難、人件費高騰などを原因とする「人手不足倒産」は、2024年上半期(1-6月)に182件発生。年間として、過去最多を大幅に上回るペースで推移している。 2024年4月より、運転業務や建設業務の時間外労働に

「無人運航船」って知っていますか?  ~内田雄基アナウンサー 取材・レポート
2024.07.03

「無人運航船」って知っていますか?  ~内田雄基アナウンサー 取材・レポート

ニッポン放送アナウンサーの内田雄基です。私は学生時代、船や海の世界について学んでいました。全長数百メートルに及ぶ貨物船などから、実験で使用する10cmの模型の船まで、様々な船の設計や歴史を大学で学んできました。今回は船の世界の少し先の未来についてのお話させて頂きます。今、身の回り

息子が運送業界に就職したのですが、「物流の2024年問題」を気にしています。労働環境は整備されるのでしょうか…?
2024.07.03

息子が運送業界に就職したのですが、「物流の2024年問題」を気にしています。労働環境は整備されるのでしょうか…?

運送業界で働くうえで気になるのが「物流の2024年問題」です。近年は、長距離運送に疲弊したり、運転停止中も荷積みや荷卸しで休めなかったりするトラックドライバーもいるようです。「運送業界への就職を検討しているが、労働環境が心配」といった方も見られます。今回は、「物流の

【日本の高速道路は物流に不向き?】物流「2024年問題」に内航海運へのモーダルシフトが必要な理由
2024.07.03

【日本の高速道路は物流に不向き?】物流「2024年問題」に内航海運へのモーダルシフトが必要な理由

 筆者は、Wedge ONLINE 「【日本物流における内航海運の位置づけ】2024年問題の解決へどれだけ寄与するか、データで徹底検証」において、フェリー輸送・RORO船輸送(貨物をトレーラーごと運ぶ船で、貨物を載せたトレーラーが自走して積み込まれる)・コンテナ船輸送(国際規格の海上コンテナを

総合物流の高末 千葉に初の営業所開設 中継拠点として活用関東の地盤強化
2024.07.03

総合物流の高末 千葉に初の営業所開設 中継拠点として活用関東の地盤強化

 高末ホールディングス(本社名古屋市熱田区横田2の4の26、高村徹郎社長、電話052・683・6121)の中核会社で、総合物流業の高末は、千葉県に初の営業所を開設した。関東地方の中継拠点と位置付け、トラックドライバーの労働時間上限が規制される「2024年問題」に対応するほか、同社が得意とする貨

東京九州フェリー就航3年、横須賀と北九州結ぶ 貨物と旅客の「二刀流」 利用順調も「認知度足りない」
2024.07.01

東京九州フェリー就航3年、横須賀と北九州結ぶ 貨物と旅客の「二刀流」 利用順調も「認知度足りない」

 神奈川県横須賀市と福岡県北九州市を船で結ぶ「東京九州フェリー」は1日、2021年7月の就航から丸3年を迎えた。物流の動脈としての貨物輸送と、観光客の足としての旅客輸送の「二刀流」。トラック輸送に比べ環境負荷が少なく、運転手不足の対応策としても注目される。貨物、旅客ともに需要は伸びているという

物流2024年問題に”光”  業界が意外な人材に注目! キーワードは「再就職」トラックドライバー育成・人材確保に活躍しているのは?(山形)
2024.07.01

物流2024年問題に”光” 業界が意外な人材に注目! キーワードは「再就職」トラックドライバー育成・人材確保に活躍しているのは?(山形)

ドライバーの労働時間の制限によって物が運べなくなってしまう”物流の2024年問題”。今この業界に新たな戦力として注目され始めている人材がいる。その意外な”人材”についてリポートする。まずは、物流について、TUYが街中の30人に聞いた。みなさん、郵便や宅配サービスをど

2024年問題も直撃!修学旅行の貸切バスが手配不能に…「バス運転手が減っていく未来」をデータは語る
2024.06.29

2024年問題も直撃!修学旅行の貸切バスが手配不能に…「バス運転手が減っていく未来」をデータは語る

今年5月、大手旅行会社の近畿日本ツーリストが、貸切バスを準備できず修学旅行の手配をキャンセルして話題になりました。この事件は、貸切バスの手配が難しくなっている現状を浮き彫りにしたものといえます。6月14日には日本バス協会の定例総会が開かれました。総会にて会長は「貸切バスの運転手は不足しており、

「2024年問題なんて知らない」が3人に1人!! 神奈川県トラック協会が実施した意識調査が結構シビアな結果に……
2024.06.28

「2024年問題なんて知らない」が3人に1人!! 神奈川県トラック協会が実施した意識調査が結構シビアな結果に……

 「大変だ!物が運べなくなる!」なんて大騒ぎした「物流の2024年問題」だが、世間の関心はそれほどでもない、ということなのだろうか? 神奈川県トラック協会は、このほど神奈川県の運送関係者と一般消費者に「物流の2024年問題」に関する意識調査を実施したのだが、一般の3人に1人が「2

味の素にキユーピー…食品大手が「紙の伝票」と決別!競合との「データ連携」に踏み切るワケ
2024.06.27

味の素にキユーピー…食品大手が「紙の伝票」と決別!競合との「データ連携」に踏み切るワケ

 食品大手8社と卸売企業は物流データで連携する。伝票に書いていた情報を電子化し、データを複数企業が共同で管理するという。従来の商習慣を打破する画期的な動きだ。伝票主義の慣行は、トラックドライバーの長時間勤務の一因にもなっていた。中小の物流事業者では経営破綻も増えている。AI(人工知能)も活用し

NEXCO西日本の新社長が就任会見 「新名神高速道路の開通が最も大きな目標」と抱負/兵庫県
2024.06.26

NEXCO西日本の新社長が就任会見 「新名神高速道路の開通が最も大きな目標」と抱負/兵庫県

NEXCO西日本の芝村善治新社長が会見を開き、「新名神高速道路の開通が最も大きな目標」などと抱負を述べました。NEXCO西日本の新しい社長に就任した芝村善治さん(66)は、大阪府出身で1980年に日本道路公団に入社し、2022年から副社長執行役員を務めていました。6

5月の企業向けサービス価格指数 39か月連続で上昇 人件費上昇に伴う価格転嫁の動き相次ぐ
2024.06.25

5月の企業向けサービス価格指数 39か月連続で上昇 人件費上昇に伴う価格転嫁の動き相次ぐ

人件費の上昇分を価格に上乗せする動きが相次いでいることから、企業間で取引をするサービスの値動きを示す5月の「企業向けサービス価格指数」は39か月連続で上昇しました。日銀がきょう発表した5月の「企業向けサービス価格指数」は2020年の平均を100とした指数で106.9となり、1年前

AIでは無理!物流トラック「人力仲介」のすごみ、2024年問題で脚光、名古屋企業トランコムの奮闘
2024.06.22

AIでは無理!物流トラック「人力仲介」のすごみ、2024年問題で脚光、名古屋企業トランコムの奮闘

 名古屋市東区にあるオフィスビルの14階。朝から60人ほどのスタッフがパソコン画面に向き合い、デスクに置かれた2台の電話を駆使して荷主企業と運送会社に応対していた。 「〇〇方面の荷物が出る予定はないですか?」「来週愛知に運行する予定はありますか?」など、オフィス内にスタッフの声が

「2024年問題」の影響は「マイナス」が5割超、「物流・建設コスト増加による利益率の悪化」「労務管理」の負担増
2024.06.20

「2024年問題」の影響は「マイナス」が5割超、「物流・建設コスト増加による利益率の悪化」「労務管理」の負担増

東京商工リサーチは6月17日、建設業や運送業などに時間外労働の上限規制が適用された「2024年問題」に関連したアンケート調査の結果を発表した。「2024年問題」が経営にマイナスの影響を与えていると回答した企業は55.3%。ただ、2023年10月の第1回調査結果(61.9%)と比較

「南海フェリー」がトラック乗りの強い味方に! 始発便の「早乗り」がドライバーに優しいサービスだった
2024.06.17

「南海フェリー」がトラック乗りの強い味方に! 始発便の「早乗り」がドライバーに優しいサービスだった

 2024年問題、こと働き方改革関連法の物流・運送業への本格適用。それにより今後起こるであろうドライバーの人手不足や輸送量の減少といった問題を解決するため、国土交通省や運送業界ではフェリーの利用やトレーラーを用いた中継輸送など、トラックドライバーの労務負担を軽減する対策を模索している。

運転手足りない、運送業者の倒産相次ぐ…5月は前年比2倍、残業規制が影響し受注不振
2024.06.15

運転手足りない、運送業者の倒産相次ぐ…5月は前年比2倍、残業規制が影響し受注不振

 全国の運送事業者の倒産が5月に46件に上り、前年同月の2倍超に急増したことが、東京商工リサーチの調査でわかった。5月としては、この20年間で最多となった。トラック運転手らの長時間労働の規制強化に伴う「2024年問題」の影響で、4月以降、実質的な人手不足に陥って以前のように仕事を請け負えなくな

「拡大しないと返済が追いついていかない」2024年問題とコロナ融資返済 観光バス会社の苦悩
2024.06.14

「拡大しないと返済が追いついていかない」2024年問題とコロナ融資返済 観光バス会社の苦悩

3年前、新型コロナの影響で売上がなくなった貸切バス会社と、若手社長を取材しましたが、コロナ禍を経て今どうなっているのか。その後を追うと回復の兆しの中で2024年問題という新たな壁が立ちはだかっていました。「倒産を考えるくらい厳しい状況だった」都留市にあ

貨物の約14%が運べなくなり生鮮物が都市部に届かないおそれも 全国有数の農畜産県・鹿児島から見た2024年問題
2024.06.13

貨物の約14%が運べなくなり生鮮物が都市部に届かないおそれも 全国有数の農畜産県・鹿児島から見た2024年問題

トラック運転手の残業時間の上限規制に伴って生じる、いわゆる「2024年問題」が鹿児島の物流にも影響している。今後、鹿児島の農畜産物が行き場を失うおそれもあり、値上げの波となって経済や私たちの生活に直撃するおそれもある。これまで事実上、上限がなかったトラック運転手の残業時間。

航空燃料不足の問題めぐり 6月中旬に国交省など緊急協議会を設置へ
2024.06.11

航空燃料不足の問題めぐり 6月中旬に国交省など緊急協議会を設置へ

 航空燃料が不足している問題をめぐり、国土交通省などが近く緊急対策を検討する協議会を設置することがわかりました。 製油所の老朽化トラブルやインバウンド需要の回復などによって、国内の空港では航空燃料の供給を受けられず、海外の航空会社が新規の就航や増便を中止する事態が相次いでいます。

両備システムズ、荷待ちトラックの時間短縮を支援するAIソリューション 物流の2024年問題解決を支援
2024.06.10

両備システムズ、荷待ちトラックの時間短縮を支援するAIソリューション 物流の2024年問題解決を支援

 株式会社両備システムズは10日、荷待ちトラックの時間短縮や人手不足解消を支援するAIソリューションを提供すると発表した。これにより、物流業界における2024年問題への対応を支援するとした。 今回は具体的に、新ツール「CountShot」を含めた3つのソリューションを組み合わせて