エネチェンジ、城口氏が代表取締役を退任--会計処理問題受け

AI要約

ENECHANGEは代表取締役の異動について発表しました。城口氏が退任し、新たに丸岡氏が代表取締役CEOに就任します。

城口氏は東芝の代表執行役専務CFOの平田氏に引き継ぎ、9月3日から丸岡氏がCEOに就任します。

人事は3月の会計処理問題の影響で行われ、松岡氏は早稲田大学出身で企業の成長戦略に従事してきた経験を持っています。

エネチェンジ、城口氏が代表取締役を退任--会計処理問題受け

 ENECHANGEは7月29日、城口洋平氏の取締役就任辞退を受け、取締役会において、代表取締役の異動について決議したと発表した。代表取締役CEOには現執行役員CFOの丸岡智也氏が就く。

 城口氏は7月30日に代表取締役CEOを退任し、7月30日から9月3日までの間、東芝の代表執行役専務CFOのほか、複数社にてCFOを務めた平田政善氏が代表取締役会長に、9月3日から丸岡氏が代表取締役CEOに就任する。

 今回の人事は、3月に発覚した会計処理問題を受けて異動するもの。城口氏は、3月28日開催の第9期定時株主総会の決議によって、取締役に選任され、7月30日開催予定の定時株主総会継続会終結時をもって取締役に再任される予定だった。しかし城口氏から取締役就任を辞退する旨の申し出があったという。

 新たに代表取締役CEOとなる松岡氏は、早稲田大学政治経済学部卒業後、日本政策投資銀行に入行。その後、マッキンゼー・アンド・カンパニーの東京支社で、企業の成長戦略立案、M&A業務などに従事してきたとのこと。ENECHANGEには2024年2月に執行役員CFOとして入社した。

 ENECHANGEは2015年に設立。EV充電事業をはじめ、エネルギープラットフォーム事業やエネルギーデータ事業などを手掛けている。

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