ENEOS、タツタ電線TOB価格を1株780円に引き上げ

AI要約

ENEOSホールディングスがJX金属のタツタ電線株式の公開買い付け価格を引き上げることを発表

買い付け価格は1株720円から780円に引き上げられ、買い付け期間も延長される

2022年12月に完全子会社化する計画を発表した後、今年6月にTOBを開始

ENEOS、タツタ電線TOB価格を1株780円に引き上げ

Kuniko Mutoh

[東京 26日 ロイター] - ENEOSホールディングスは26日、子会社のJX金属が6月21日から実施しているタツタ電線株式の公開買い付け(TOB)について、買い付け価格を1株720円から780円に引き上げると発表した。TOB成立を確実にするためとしている。

価格は今回の変更が最終的なもので、今後、変更はないとしている。

併せて、8月2日までとしていた買い付け期間も8月19日に延長した。

ENEOSは2022年12月に、JX金属がTOBを通じてタツタ電線を完全子会社化する計画を発表した。中国当局の承認を取得したことを受け、今年6月にTOBを開始した。