【ホラーじゃないのに異常に怖い!】名作映画3選→『帰ってきたヒトラー』『プライベート・ライアン』ほか(サブスク配信中)
第二次世界大戦末期、自殺したはずのヒトラーが現代に蘇り、モノマネ芸人として人気を集めるが、真実は衝撃の展開を迎える。
ヒトラーが優しくユーモアのある人物として描かれるが、物語の終盤で彼の本当の姿が明らかになり、観客を震撼させる。
観客の笑いと怖さを巧みに織り交ぜた作品であり、クライマックスに向けてのメッセージ性も強い。観て損はない名作。
人知を超えた怪物や怪現象……、人を怖がらせるのを目的とした作品群としておなじみのホラー映画。しかし、世の中には「ホラー映画じゃないのに怖い!」という名作たちも存在するのです。
【あらすじ】
第二次世界大戦末期、自ら命を絶った独裁者“アドルフ・ヒトラー”が目を覚ますと、そこは2014年のベルリンだった。自殺直前の記憶がないヒトラーは、現地のテレビ局に“モノマネ芸人”と勘違いされ、テレビに出演。ヒトラー風の格好で世相を切るという“芸風”とチャーミングだけど芯の通った人柄は、瞬く間に人気を集める。彼がモノマネ芸人ではなく、本物のヒトラーだとは誰も気づかずに……。
【おすすめポイント】
現代に蘇ったヒトラーは、歴史上で語られるような残虐非道さは感じさせず、優しくユーモアのあってどこかコミカルな人物。セリフや演出も相まって、劇中の登場人物たちのようにだんだんと“帰ってきたヒトラー”に惹かれてしまうかもしれません。しかし、ヒトラーがヒトラーたる所以は、物語の終盤で体感することになるでしょう。画面越しの私達ですら騙してしまうようなラストには背筋が凍ります。
【監督・キャスト】
監督:デヴィッド・ヴェンド
出演:オリヴァー・マスッチ、ファビアン・ブッシュ、クリストフ・マリア・ヘルプスト
【Amazon Prime Videoでの評価: 4.4/ 5 】
「喜劇と悲劇が紙一重と感じる作品です。ドキュメント部分と『演出』部分が交互に混在して、『笑顔』が引きつる怖さを感じます。観て損はないです。」
「ヒトラーは筋が通った知性を持つ魅力的な人物に見えてくる。何となくカワイイし。ここが怖い」
「クライマックスに向けてメッセージ性が強いように感じました。最後の1分くらいは 『あぁ……早くみんな気付いてよ』と言いたくなる。でも他人事じゃないのがさらに怖いです」
(Amazonカスタマーレビューより)
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