杉村太蔵「選挙は、AIじゃわからん」とピシャリ、大統領選でのAI活用の説明に終始けげんな表情を浮かべる

AI要約

杉村太蔵元衆院議員がTBS系情報バラエティ「サンデージャポン」に出演し、アメリカ大統領選とテクノロジーの影響力について議論。

スタジオでの議論では、AIの活用やSNSの重要性が取り上げられ、大統領選の行方に影響を与える可能性が示唆された。

安野貴博さんが、SNSの注目経済や選挙との関連性を指摘。一方で、杉村太蔵はAIによる選挙予想に疑問を投げかけた。

杉村太蔵「選挙は、AIじゃわからん」とピシャリ、大統領選でのAI活用の説明に終始けげんな表情を浮かべる

 タレントの杉村太蔵元衆院議員が15日、TBS系情報バラエティ「サンデージャポン」に出演。アメリカ大統領選でのSNSの反応など、テクノロジーの影響力をスタジオで話し合った。人工知能(AI)エンジニアの安野貴博さん(33)が、大統領選でのAIの活用について語ると、杉村は「選挙は、AIじゃわからん」と持論を述べた。

 番組では、アメリカ大統領選で歌手のテイラー・スウィフトさんが民主党のカマラ・ハリス候補の支持を表明したことを扱った。スタジオでは、スウィフトさんの発信によって、若者を中心にSNSを通じて拡散し、大統領選の行方を左右すると説明された。

 こうした大統領選でのテクノロジーの重要性について、安野さんが解説。「SNSが、『アテンション・エコノミー』と呼ばれる注目を集めれば集めるほど、例えば動画を上げている人に利益をもたらしてしまう仕組みになっている。それが民主主義や選挙と良くも悪くもめちゃくちゃ相性が合ってしまっている。極端なことをどんどんSNS上でアップし続ける人たちが、どんどん出てきてしまっていて、ある種の分断が大きくなってしまっているのが難しい問題」と指摘した。

 大統領選について、AIでの予想を尋ねられると、安野さんは「たくさんのデータが集まっている。例えばスイング・ステートと呼ばれるどちらに(選挙の結果が)転ぶかわからない州のSNS上の投稿を(AIのシステムに)読ませて行くことで、より予測性能を上げて行くことはできると思う」と発言。これに対し、終始、けげんな顔で聞いていた杉村は「選挙は、AIじゃわからん」とピシャリ。笑いに包まれるなか、AIによる選挙でのCM戦略の活用などについても語られ、安野さんは笑顔で対応していた。