池江璃花子、パリ五輪に向けて笑顔「ちょっと希望が見えた。今後の自分にすごい期待できるなって気持ちに」

AI要約

競泳女子のパリ五輪代表・池江璃花子(24)が過酷な闘病の末に復帰し、リレーで東京五輪出場。パリ五輪で個人種目での挑戦を前に挑戦の思いを語る。

池江は豪州への練習拠点移動を経て、スランプを払拭。映像分析から自身の泳ぎに希望を見出し、今後の成長に期待を寄せる。

過去と現在の自分を比較せず、今の自分に最適な方法を見つけることを強調する池江の笑顔でのコメント。

池江璃花子、パリ五輪に向けて笑顔「ちょっと希望が見えた。今後の自分にすごい期待できるなって気持ちに」

 競泳女子のパリ五輪代表・池江璃花子(24)=横浜ゴム=が15日放送のNHK総合「NHKスペシャル」(月曜・午後9時半)に出演。世界ランク1位に上り詰めた直後の2019年の白血病発覚。過酷な闘病の末に復帰し、リレーで東京五輪出場。パリでは個人種目で五輪に挑む日本競泳界のエースが大舞台挑戦直前の思いを明かした。

 東京五輪後のスランプを豪州への練習拠点移動での「私は落ちたけど、みんなと一緒で登り続けることだってできるから」というメンタルの変化で克服。復活を果たした池江は最近の自身の泳ぎの映像を見て「かわいそう。きつそうで」と厳しい分析。一方で2018年の自身の映像を見ると「こんなに速かったんですね。これは才能を感じますね」とポツリ。

 白血病克服後の21年の自身の泳ぎを参考に「いかに効率良く…。ラストの泳ぎをうまく加速に変えられたら、速くなるってことですね。ちょっと希望が見えたって感じ」と話した池江。

 映像分析後、「今の自分が56秒0をもう1回出せるかと言うと、ハテナが自分の中にあるので」と話した上で「でも、今後の自分にすごい期待できるなって気持ちになった」ときっぱり。

 「同じ人間だけど、違う体だから、過去と今の自分を一緒に考えちゃダメ。今の自分には今の自分に一番合ったものがあるはずだから、それを今後、見つけていかなきゃいけない」と笑顔で続けていた。