「金集めに利用するな」高橋大輔で釣って高額寄付募る?スケート連盟の高額ふるさと納税

AI要約

フィギュアスケートファンの女性が、大阪府泉佐野市のふるさと納税企画について疑問を呈する。

寄付金額が高額であり、競技選手やジュニア選手を利用しているような印象を受ける。

特に、高橋大輔さんの参加が目玉として使われていることに、ファンからの批判の声も上がっている。

「金集めに利用するな」高橋大輔で釣って高額寄付募る?スケート連盟の高額ふるさと納税

「未来を担うジュニア選手も応援したい気持ちはもちろんありますが、あまりに金額が高すぎることと、そのやり口がどうにも納得できないというか……」

 そう話すのは、フィギュアスケートファンの女性。大阪府泉佐野市が「ふるさと納税」として、“フィギュアスケート日本代表選手を応援、地域に貢献!”という企画を立ち上げた。

「企画は2種類あって、1つは競技選手の全日本合宿について。もう1つはジュニア選手の代表合宿についてのもの。どちらも練習見学とファンミーティングがメインの返礼品です」(同・フィギュアスケートファン、以下同)

 競技選手企画の寄付金額は15万円。ジュニア選手は12万円となっている。金額は2名参加のセット価格。ファンミーティングと練習見学以外に、ホテルのツインルーム宿泊、オリジナル泉州タオル1枚が付く(競技選手の企画は2万円、10万円プランもあり)。

「泉佐野市は関空アイスアリーナがあり、フィギュアスケート選手の練習拠点となっています。説明によると、“インバウンド需要の高まりや燃油価格の高騰”により、日本スケート連盟の選手へのサポート費用の負担が増し、強化合宿の開催、継続すら難しいと。理由について理解はできますが……。

 羽生結弦さん、浅田真央さん、荒川静香さん、高橋大輔さんの存在もあって、フィギュア人気の高まりはすごく、決算報告でも黒字続きだった。“莫大なプール金がある”と噂されていたほど。なんでそんなにお金ないの?と言いたい気持ちもあります」

 ファンであれば参加したい気持ちはあるというが、

「選手を利用したようなお金集めはどうかと。また、ジュニア選手の合宿は追加開催となりました。ジュニア選手のファンミーティングって?と思っていたら、さらに目玉が加わりました。『講師として高橋大輔さんが参加する全日本ジュニア合宿』です」

 フィギュアスケートの日本男子で初めて五輪メダリストとなった高橋。その人気は絶大だった。

「高橋さんを生で見たいファンはたくさんいます。ただ、彼でファンを釣ろうとしているとしか思えない。“氷上練習のみ講師として参加”とあり、ファンミーティングに参加するかは不明ですが」

 今回のふるさと納税について、ほかのファンからも辛辣な声が上がっている。

《ジュニアとは建前で、本当は高橋氏のファンに向けた高額12万プランなんでしょうね》

《ジュニア選手達とのファンミーティングって、まったくもって12万の価値はないと思っていて、そもそも現役スケーターを金集めに利用するなと言いたい》

《寄付金15万のファンミーティングってアマチュアがやること!? 選手を利用して金儲けをしようとしているだけ》

 ふるさと納税について批判の声が上がっていること、高橋のファンミーティング参加について泉佐野市に問い合わせたが期日までに回答はなかった。

 スポーツも興行。運営側もお金がかかるものではあるが……。