捕鯨の新母船「関鯨丸」初めての鯨を捕獲…体長13m・体重17t、解体し冷凍保存

AI要約

世界で唯一、母船式捕鯨を行っている捕鯨会社「共同船舶」は、新母船「関鯨丸」の船団が5月30日に初めて鯨を捕獲した。

捕獲されたのは、体長約13メートル、体重約17トンのニタリクジラの雌で、千葉県銚子市沖のEEZ内で捕まえられ、関鯨丸に積み込んで解体・冷凍保存された。

関鯨丸は3月に完成し、5月25日に東京港を出港。6月9日に仙台港に入港し、同10日に鯨肉を陸揚げする予定で、12月に下関港に帰港予定。

 世界で唯一、母船式捕鯨を行っている捕鯨会社「共同船舶」(東京)は、新母船「関鯨(かんげい)丸」の船団が、5月30日に初めて鯨を捕獲したと発表した。

 発表によると、ニタリクジラの雌で、体長約13メートル、体重約17トン。千葉県銚子市沖の排他的経済水域(EEZ)内で30日午前11時45分頃に小型船が捕まえ、関鯨丸に積み込んで解体し、冷凍保存した。

 3月に完成した関鯨丸は5月25日に東京港を出港。6月9日に仙台港(仙台市)に入り、同10日に鯨肉を陸揚げする。その後も漁を続け、12月に母港の下関港(山口県下関市)に帰港する予定だ。