日本テレビ「セクシー田中さん」特別調査チームの報告書公表 「信頼関係が失われていった」

AI要約

日本テレビは、ドラマ「セクシー田中さん」の原作者が亡くなったことを受けた特別調査チームの報告書を公表しました。

報告書では、原作者との意思疎通の不足や信頼関係の喪失、制作期間の不足などが指摘されました。

今後は企画決定を早めるなどの改善策が提案されました。

日本テレビ「セクシー田中さん」特別調査チームの報告書公表 「信頼関係が失われていった」

日本テレビは、ドラマ「セクシー田中さん」の原作者が亡くなったことを受けた特別調査チームの報告書を公表しました。

日本テレビはドラマの原作者の芦沢妃名子さんが1月に亡くなったことを受けて2月に調査チームを立ち上げました。

社内の関係者や脚本家、原作漫画の出版社でドラマ化の窓口となった小学館などにヒアリングを行い、報告書を公表しました。

報告書では、「制作初期の段階で原作者と面会による意思疎通の機会を設けられなかった」ことなどを明らかにし、「制作を進める中で信頼関係が失われていった」としています。また、制作期間はおよそ6カ月で「足りていなかった可能性がある」と指摘し、「放送開始の遅くとも1年前には企画決定するよう努める」としています。