規正法改正案提出の自民・鈴木氏、寄付8件の不記載認める

AI要約

自民党の鈴木馨祐衆院議員が政治資金収支報告書を訂正し、8件の寄付の不記載があったことを明らかにした。

鈴木氏は自民党派閥の裏金事件を受けた政治資金規正法改正の自民案の提出者であり、質問を受けた際に釈明した。

調査の結果、新たに2件の不記載も判明し、実務担当者のミスと説明した。

規正法改正案提出の自民・鈴木氏、寄付8件の不記載認める

 自民党の鈴木馨祐衆院議員は24日、自身が代表を務める「自民党神奈川県第7選挙区支部」で複数の団体から計8件の寄付の不記載があり、2021年分の政治資金収支報告書を訂正したと明らかにした。鈴木氏の事務所は「不記載額の総計は調査中」としている。

 衆院政治改革特別委員会で共産党の塩川鉄也衆院議員の質問に答えた。鈴木氏は、自民党派閥の裏金事件を受けた政治資金規正法改正の自民案の提出者を務める。

 鈴木氏をめぐっては、「しんぶん赤旗日曜版」(5月26日号)が計6件66万円の寄付の不記載を報道。鈴木氏が調べた結果、新たに2件の不記載も判明したという。鈴木氏は「実務担当者が代わったタイミングでミスがあった」と釈明した。(伊沢健司)