将棋藤井名人誕生の地で一力本因坊2連勝 囲碁・本因坊戦5番勝負第2局

AI要約

一力遼本因坊が余正麒を先勝し、本因坊戦挑戦手合5番勝負第2局が行われた。

対局は219手で一力が中押し勝ちを収め、初防衛に向けて前進した。

本因坊戦の規模が変更され、第3局は来週三重県で行われる。

 一力遼本因坊(棋聖・天元=26)が本因坊戦初登場の余正麒八段(28)に先勝した、囲碁の第79期本因坊戦挑戦手合5番勝負第2局が23日、長野県高山村「藤井荘」で打たれた。対局は午後6時、219手までで黒(先手)番の一力が中押し勝ち。昨年の将棋名人戦で藤井聡太現8冠(21)が史上最年少名人を獲得した場所で、初防衛にまた1歩近づいた。

 本因坊戦は前期まで2日制7番勝負、優勝賞金2800万円だった。今期から1日制5番勝負、優勝賞金850万円に規模が縮小されている。

 第3局は来週30日、三重県鳥羽市「戸田家」で打たれる。