カトリーヌ・ドヌーブさん主演、高崎市で撮影の映画 国際映画祭に

AI要約

群馬県高崎市を舞台に撮影された日・仏・シンガポール共同製作の映画「Spirit World」がアジア最大級の釜山国際映画祭のクロージング作品に決まった。

フランスのカトリーヌ・ドヌーブさんが主演し、日本でのツアー中に急死した歌手の魂が旅する姿を描いている。

監督はシンガポールのエリック・クー氏で、映画は釜山国際映画祭をはじめとする多くの国際映画祭に出品される予定。

カトリーヌ・ドヌーブさん主演、高崎市で撮影の映画 国際映画祭に

 群馬県高崎市を舞台に撮影された日・仏・シンガポール共同製作の映画「Spirit World(スピリット・ワールド)」がアジア最大級の釜山国際映画祭(10月2日~11日)のクロージング作品に決まった。市が3日発表した。フランスのカトリーヌ・ドヌーブさんが主演で、竹野内豊さん、堺正章さん、風吹ジュンさんも出演している。

 監督は、シンガポールのエリック・クー氏。今年1月から約10日間、高崎市内の群馬音楽センターなど約10カ所で撮影された。釜山国際映画祭以降、多くの国際映画祭に出品される予定だという。

 作品のあらすじは、老齢のフランス人歌手、クレア(カトリーヌ・ドヌーブ)が日本でのツアー中に急死する。クレアの魂は異国バルドで生き続け、そこで彼女は、生者とともに旅をするさまよえる別の魂(亡霊)に出会い、死後の世界で、人間性を発見する旅が始まるという内容だ。(角津栄一)