「第37回東京国際映画祭」綾瀬はるか、ディーン・フジオカ、松坂桃李、松重豊、菅田将暉の主演作上映決定

AI要約

第37回東京国際映画祭の予告編が解禁され、オープニング作品やクロージング作品を含む13本の作品が紹介されている。

女子大学生Hibikiの楽曲"Desire"がフェスティバルソングに選ばれ、女性に焦点を当てた部門が新設されるなど、映画祭の方向性とマッチしている。

映画祭のオリジナルグッズや"Tokyo Cinema Days"キャンペーンにも注目が集まる。また、昨年に引き続き今年も同キャンペーンが展開される。

「第37回東京国際映画祭」綾瀬はるか、ディーン・フジオカ、松坂桃李、松重豊、菅田将暉の主演作上映決定

 日本で唯一の国際映画製作者連盟(FIAPF)公認コンペティティブ長編映画祭である「第37回東京国際映画祭」(10月28日~11月6日)の予告編が解禁となった。今回の約60秒の予告には、オープニング作品の『十一人の賊軍』とクロージング作品の『マルチェロ・ミオ』のほかに、世界の国際映画祭で注目された話題作や邦画大作の最新作などを上映する「ガラ・セレクション」部門の全13本(※下段に掲載)の映像が含まれている。

 また、今回の予告編には、九州在住の女子大学生で昨年テレビ番組でBTSメンバー・JUNG KOOKの世界的な大ヒット曲「Seven」を熱唱し、大きな話題となったHibikiによる楽曲「Desire」が“第37回東京国際映画祭フェスティバルソング”として使われている。

 今後のブレイクを予感させるHibikiはウィメンズ・エンパワーメント部門の新設など、女性への視線を強め、新たな才能の育成にも力を入れている東京国際映画祭の目指す方向とも合致していることから抜てきされた。

 Hibikiは「『Desire』はSNS時代に振り回されながらも、たくましく生きていく主人公をイメージしながら作りました。映画祭にエントリーされる多くの作品も観た人それぞれの捉え方や価値観があると思いますが、この曲が少しでも映画祭の盛り上げに貢献できたらうれしいです。また、今年は女性に焦点を当てた“ウィメンズ・エンパワーメント部門”の新設があるとお聞きしました。個人的にはこちらにエントリーされる作品もとても楽しみです」と、コメントしている。

 今回の予告編には今年、同映画祭で販売されるオリジナルグッズも紹介されている。廃棄されるスクリーンを使ってさまざまなアイテムを作っている東京テアトルによるブランド「SCRE:EN」とのコラボレーションで、商品展開は、A4サイズが収納できる「トートバッグ」をホワイトスクリーンとシルバースクリーンの2種(価格未定)、携帯電話や財布などの小物を入れられる「スタンダードバッグ」をホワイトスクリーンとシルバースクリーンの2種(価格未定)作成。

 スクリーンには音を通すために細かい穴が開いており、その素材をそのまま使用しており、通気性、耐水性、耐火性に優れた商品となっている。10月15日より東京国際映画祭のグッズ販売サイトにて販売を開始し、映画祭会期中の会場でも一部販売予定。SDGsにも貢献し、映画を愛する人にとっては自分のスクリーンを持てるような、この″ムービーマストアイテム″が今年の映画祭の話題の1つとなる。

 また、予告編の最後には昨年実施した東京都内の映画館を対象とした「#」キャンペーン「Tokyo Cinema Days」の告知も入っている。「#Tokyo映画」をつけて当該期間に東京都内の映画館名を入れた形で、そこで上映中の作品の感想を投稿(ストーリーは対象外)すると、抽選で映画グッズ(来年の東京国際映画祭のオープニングセレモニーの招待券や当該時期公開中作品の関連グッズなど)をプレゼントするというもの。

 エンタメ作品からアート作品まで世界中のさまざまな映画が大小さまざまな映画館で観られる街・TOKYO。世界を見渡しても、ここまで多様な映画が観られるのは実は東京くらいで、これは東京が世界に誇れる1つの文化ともいえる。世界中の映画が一堂に会する東京国際映画祭をフックに、改めてこの東京の多様な映画館で多彩な映画を観る愉しさを広げるべく、昨年に引き続き今年も同キャンペーンを展開する。

■「ガラ・セレクション」部門:上映作品

●『ブラックドッグ』クアン・フー監督

出演:エディ・ポン、ジャ・ジャンク―、トン・リーヤー(配給:クロックワークス)

●『エマニュエル(原題)』オードレイ・ディヴァンノ監督

出演:エミ・メルラン、ウィル・シャープ、ナオミ・ワッツ(配給:ギャガ)

●『リュミエール!2(仮題)』ティエリー・フレモー監督(配給:ギャガ)

●『ナイトビッチ』マリエル・ヘラー監督

出演:エイミー・アダムス、スクート・マクネイリー、ジェシカ・ハーパー(配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン)

●『オラン・イカン』マイク・ウィルアン監督

出演:ディーン・フジオカ、カラム・ウッドハウス、アラン・マクソン(配給:未定)

●『リアル・ペイン~心の旅~』ジェシー・アイゼンバーグ監督

出演:ジェシー・アイゼンバーグ、キーラン・カルキン、ウィル・シャープ(配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン)

●『ルート29』森井勇佑監督

出演:綾瀬はるか、大沢一菜(配給:東京テアトル リトルモア)

●『雪の花 -ともに在りて-』小泉堯史監督

出演:松坂桃李、芳根京子、役所広司(配給:松竹)

●『劇映画 孤独のグルメ』松重豊監督

出演:松重豊(配給:東宝)

●『Spirit World(原題)』エリック・クー監督

出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、竹野内豊、堺正章(配給:未定)

●『サンセット・サンライズ』岸善幸監督

出演:菅田将暉(配給:ワーナー・ブラザース映画)

●『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』ソイ・チェン監督

出演:ルイス・ク―、サモ・ハン、レイモンド・ラム(配給:クロックワークス)

●『ホワイトバード はじまりのワンダー』マーク・フォースター監督

出演:アリエラ・グレイザー、オーランド・シュワート、ジリアン・アンダーソン、ヘレン・ミレン(配給:キノフィルムズ)

■第37回東京国際映画祭 開催概要

開催期間:2023年10月28日(月)~11月6日(水)

会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区

公式サイト:www.tiff-jp.net

■TIFFCOM2024 開催概要

開催期間:2023年 10 月30日(水)~11月1 日(金)

会場:東京都立産業貿易センター浜松町館

公式サイト:www.tiffcom.jp