石川県に大雨特別警報 北陸、東北日本海側も大雨に警戒を

AI要約

石川県の能登地方で猛烈な雨が降り、川の氾濫や土砂崩れの被害が相次いでいます。

能登地方では記録的な大雨となり、輪島市では12時間に300ミリを超える雨量が観測されました。

気象庁は大雨特別警報を発表し、最大級の警戒を呼びかけています。さらに22日には台風14号の影響もあるため、北陸地方や東北地方でも大雨に警戒が必要です。

石川県では能登地方を中心に猛烈な雨が降り川の氾濫や土砂崩れなどの被害が相次いでいます。気象庁は能登地方の3つの市や町に大雨特別警報を発表して最大級の警戒を呼びかけています。

気象庁によりますと前線や低気圧の影響で雨雲が発達、石川県では午前中、線状降水帯が発生し猛烈な雨が降りました。

輪島市では12時間に降った雨の量が300ミリを超えるなど記録的な大雨になっています。

気象庁は午前11時前に輪島市、珠洲市、能登町に警戒レベル5に相当する大雨特別警報を発表しました。

気象庁「これまでに経験したことのないような大雨になっている。ただちに命の安全を確保しないといけない状況」

気象庁と国土交通省は会見を開き、浸水や川の氾濫、土砂災害などに最大級の警戒を呼びかけています。

また今後も前線が同じような場所に停滞して大雨が降りやすいうえ、22日は台風14号から変わった低気圧が近づいてくるため、北陸地方のほか、東北地方の日本海側でも大雨に警戒が必要だとしています。

さらに1月に起きた能登半島地震の影響で川の護岸の強度が低下しているところもあるとして、国交省は早めの避難行動を呼びかけています。