泉房穂氏、「モーニングショー」玉川徹氏に兵庫県「次期知事選」で「誰か推薦?」と問われ回答…「自分としては努力したい」

AI要約

斎藤知事がパワーハラスメントなどの疑惑告発文書問題で不信任決議案を全会派から受け、辞職や失職、議会解散などの選択を迫られる状況になった。

泉氏は次期知事選で政党色よりも県民のためになる知事を選ぶべきだと述べ、推薦には否定的な姿勢を示した。

玉川氏が推薦を追求するも、泉氏は自身の嫌われている面があることから適切ではないとして、推薦には慎重な姿勢を見せた。

泉房穂氏、「モーニングショー」玉川徹氏に兵庫県「次期知事選」で「誰か推薦?」と問われ回答…「自分としては努力したい」

 テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は20日、斎藤元彦兵庫県知事のパワーハラスメントなどの疑惑告発文書問題で、県議会の全会派(議員86人)は19日に知事不信任決議案を共同提出し、賛成86票の全会一致で可決されたことを報じた。

 斎藤知事は結果を受けて、「今の状況になったのは私に責任がある。大変重い議会の選択。しっかり考えるのが大事」と今後については明確にしなかった。

 このため斎藤知事は地方自治法に基づき、10日以内に辞職・失職か、議会解散の選択を迫られる。辞職、失職したら50日以内に知事選が行われる。解散すれば40日以内に県議選があり、改選後の議会で3分の2以上が出席、過半数が賛成すれば不信任決議が成立。議会通知を受けた時点で失職する。

 スタジオには元明石市長の泉房穂氏が出演。番組では、次期知事選の候補者について各会派の動きを伝えた。これを受け次の知事選にコメンテーターで元テレビ朝日社員の玉川徹氏は「僕は泉さんが誰か推薦するんじゃないかな?と思っているんですけど、違うんですか?」と質問した。

 これに兵庫県民の泉氏は、「県民のためになる知事を選んでほしいし、私自身は明石市長を無所属でやってきましたから、もちろん政党がやるのは否定しませんけど政党色じゃなくて広く県民がこの方にという方になってほしい。そのために自分としては努力したいと思います」と述べた。

 この発言に玉川氏は「誰かを推薦するっていうことになるということですね?」とさらに問うと泉氏は「私がっていうことでなくて、今度こそ県民のために知事にお願いしたい」と述べ「60年以上、兵庫県知事は総務省の官僚がずっと続いてきて、県庁の風土も変えていく必要がある。私としては、中央省庁の人ではなく国会議員が都合によってかつぐ方じゃなく広く県民が『あっ、この人いい人だ』っていう方が出ていただいて、広く県民の支持を得て通ってほしいと思います」とコメントした。

 これに玉川氏は「推薦はしない?」とさらに突っ込むと泉氏は「いや…今ここで聞かれましても、私もかなり嫌われている面も強い人ですから私が表に出るのがいいのかどうか?問題あるんじゃないでしょうか」と述べた。