<立憲民主党・代表選>仙台市内で討論会 宮城県関連の国会議員も応援に駆け付ける(15日)

AI要約

立憲民主党は、仙台市内で代表選の公開討論会を行い、各候補者が社会保障政策や教育支援について訴えた。

各候補者は、地域経済の活性化やジェンダー教育の重要性について述べ、街頭演説も行った。

代表選は9月23日に投開票され、国会議員や地方議員、党員の声が重要な要素となる。

<立憲民主党・代表選>仙台市内で討論会 宮城県関連の国会議員も応援に駆け付ける(15日)

立憲民主党は、三連休の15日に仙台市内で討論会を行い、宮城県関連の国会議員もそれぞれの候補者の応援に駆け付けた。

15日、仙台市内のホテルで行われた立憲民主党代表選の公開討論会。

出馬した4人の候補者が、子育てや社会保障政策をテーマに自身の政策を訴えた。

野田 佳彦元首相

「お年寄りが増えて支える人が減っていくのが問題。下で支える世代のための教育支援、子育て支援、若者の就労支援とか人生前半の社会保障に、もっと力を入れないと肩車が倒れてしまう」

枝野 幸男前代表

「社会保障を充実させることこそが何よりもの経済対策。介護、医療、子育て、教育の担い手は地域に住んでいる。その人たちの給料や数を増やす。 そこに流れた税金は、地域のお買い物に回る。地域の経済を回していくエネルギーになる」

泉 健太代表

「女性が地方から流出する大きな要因のひとつが、地域における生きづらさだという。こういう意識を変えるには、子どもたちの教育はもちろん行政をあげて、ちゃんとジェンダー教育をやらないといけない」

吉田 晴美衆議院議員

「その子が望めば、きちんと無料で教育が提供される道があることは大事だと思う。やりませんか国立大学の無償化、 そして全国一律の給食の無償化。絶対 自民党じゃできないですよ。ぜひ応援していただきたい」

公開討論会の後、JR仙台駅東口では、候補者4人がそろって街頭演説をおこない、県関連の議員も各候補の応援に駆けつけた。

今回の代表選では、衆議院議員の岡本さんと参議院議員の石垣さん、吉田氏の推薦人。

衆議院議員の鎌田さんは、野田元首相の推薦人となっている。

衆議院議員の安住さんは「現在の党執行部の立場にあるため非公表」としている。

岡本 章子衆議院議員

「4人、ベテラン、女性、若手揃っての代表選というので、盛り上がっていると思う。国民に多く関心を持ってもらって、自民党との違いがわかる代表選にしたい」

鎌田 さゆり衆議院議員

「政権交代って、こういうことを 言うんですっていうのをお伝えしたい。つまり、国の予算組みが大きく変わると。教育予算日本は世界で113位、これを世界トップ10の中に入れようじゃないか。こういうことが政権交代です」

石垣 のり子参議院議員

「立ち止まって多くの方に見ていただいて、それぞれの候補者がどんなことを言っているのかということに耳を傾け ていただけているところに、手ごたえを感じている」

候補者の訴えを聞いた街の人はー。

演説を聞いた人

「政策ベースでしっかりやっていくんだと。実際やってほしい中身もあったのでよかった」

「今までの自民党のやり方は間違っていると思います。立憲民主党には頑張ってほしいと思う」

立憲民主党の代表選は9月23日投開票で、国会議員と衆・参の公認候補予定者の票と、地方議員・党員・サポーターの票それぞれ370ポイントの合計740ポイントで争われる。