10億円コロナ融資で働き掛け容疑 福祉医療機構元理事らを逮捕 警視庁

AI要約

警視庁が無登録で貸金業を営んだとして、元WAM理事ら3人を逮捕。新型コロナ関連の融資を巡り、約10億円の融資を受け取った疑い。

逮捕容疑は2020年3~8月、WAM側が医療法人や社会福祉法人に融資可能にし、手数料約1億1000万円を受け取った疑い。

被疑者は容疑を否認。捜査が続いている。

 新型コロナ関連の融資を巡り、無登録で貸金業を営んだとして、警視庁捜査2課は18日、貸金業法違反(無登録営業)容疑で、独立行政法人「福祉医療機構(WAM)」の元理事、三浦由博容疑者(67)ら3人を逮捕した。

 いずれの認否も明らかにしていない。

 逮捕容疑は2020年3~8月ごろ、貸金業としての登録がないのに、WAMの新型コロナ関連の融資制度に関し、医療法人や社会福祉法人など5法人が約10億円の融資を受けられるようWAM側に働き掛け、手数料約1億1000万円を受け取った疑い。