“パワハラ疑惑”兵庫・斎藤知事は改めて続投の意志 議会各会派は「不信任案提出のタイミング」など最終協議

AI要約

兵庫県知事がパワハラ疑惑などを告発され、不信任案が提出・可決される可能性が高まっているが、知事は続投の意志を示し、議会解散の可能性も排除しない姿勢を見せている。

86人の議員が知事の即時辞職を求めており、議会初日に不信任案の提出・採決が予定されている。

過去に知事が不信任案可決後に議会を解散した例はないため、今後の知事の決断が注目されている。

“パワハラ疑惑”兵庫・斎藤知事は改めて続投の意志 議会各会派は「不信任案提出のタイミング」など最終協議

パワハラ疑惑などを告発された兵庫県知事が先ほど取材に応じ、「知事の判断は孤独な面がある」と話し、改めて続投の意志を示しました。

兵庫県の斎藤元彦知事がパワハラ疑惑などを告発された問題では、県議会の全ての会派と4人の無所属の議員、あわせて86人全員が知事に「即時辞職」を求めていて、あさっての議会初日にも不信任案が提出・採決されます。

可決は確実な情勢ですが、このあと、各会派の幹事長らが集まり、不信任案提出のタイミングなどについて最終協議が行われます。

先ほど取材に応じた斎藤知事は…

兵庫県 斎藤元彦 知事

「判断にはやはり孤独な面もずっとある。(不信任案が可決されたら)政治家としての対応をどのようにするか決断していく」

改めて続投の意志を示し、議会解散の可能性を排除しませんでした。

不信任案の可決後に知事が議会を解散したケースは過去になく、その決断が注目されます。