野党候補「一本化への努力必要」 立民4氏、次期衆院選で

AI要約

立憲民主党代表選に出馬した4候補は、岡山、大阪、兵庫を1日で行脚し、早期の衆院解散観測が出る中、野党候補の一本化に努力が必要だと訴えた。

野田佳彦元首相は自民派閥裏金事件に関連し、候補一本化の重要性を強調。枝野幸男前代表は一騎打ちの構図に慎重な態度を示した。

泉健太代表は他党との話し合いを進めたいと強調し、吉田晴美議員は候補の気持ちを尊重する姿勢を示した。

 立憲民主党代表選に出馬した4候補は14日、街頭演説や討論会のためそろって岡山、大阪、兵庫を1日で行脚した。岡山市で開いた共同記者会見では早期の衆院解散観測が出る中、衆院小選挙区で野党候補の一本化に向けた努力が必要だとそれぞれ訴えた。

 野田佳彦元首相(67)は自民派閥裏金事件に関係した議員を落選させるため、候補一本化が重要だと言及。枝野幸男前代表(60)は一騎打ちの構図に近づけるとした上で、競合する選挙区に関しては慎重な構え。

 泉健太代表(50)は「他党と話し合いを進めたい」と力説。吉田晴美衆院議員(52)は「活動している候補の気持ちを無にしないよう気を付ける」とした。