立民4候補、自民を一斉批判 政見の政治改革は「二番煎じ」

AI要約

立憲民主党代表選で4候補が自民党総裁選の政見を批判し、党の政策を打ち出す決意を示す。

野田元首相は自民の政治改革案に厳しい意見を示す。

枝野氏は選択的夫婦別姓導入などの政策を支持し、秋の臨時国会解散に対する挑発的発言を行う。

 立憲民主党代表選の4候補は12日、自民党総裁選に出馬した9氏が政見に掲げた政治改革などに関し「立民の二番煎じ」(泉健太代表)と一斉に批判。党の先頭に立つ決意を重ねて表明した。

 野田佳彦元首相は、自民の政治改革案に触れ「今頃言うな」と断じた。

 枝野幸男前代表は選択的夫婦別姓の導入や政治改革は大賛成と主張。その上で「法律を成立させずに秋の臨時国会で衆院を解散するなら、やる気がないか自信がないかだ」と挑発した。

 泉氏は「立民の政策を恥ずかしげもなく打ち出す自民を認めてはいけない」と強調。

 吉田晴美衆院議員は「先の通常国会での議論を先延ばしにして衆院選目前に出してきた」と指摘した。