斎藤知事 全県議の即時辞職要求にまた続投表明、ネット「解散で16億円」「側近、弁護士の責任もデカい」

AI要約

兵庫県知事の疑惑告発文書問題で、自民党や公明党などが斎藤氏に即時辞職を要求。一方、斎藤氏は続投の意志を示す。

全県議が辞職を迫る事態となり、不信任決議案の可決が濃厚。斎藤氏は辞職か議会解散の選択を迫られる。

ネット上では斎藤氏への批判や懸念が広がり、今後の動向が注目されている。

斎藤知事 全県議の即時辞職要求にまた続投表明、ネット「解散で16億円」「側近、弁護士の責任もデカい」

 斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書問題で、県議会最大会派の自民党と公明党、ひょうご県民連合、共産党が12日、無所属議員4人と共同で斎藤氏に「即時辞職」を申し入れた。提出した書面で「9月議会までに辞職を決断しない場合、しかるべき行動に移る覚悟だ」とした。

 一方、11日の会見で、3年前の知事選の際、一部が分裂してまで自身を支援した自民党からの辞職要求について涙ながらに「悔しい」と話していた斎藤氏は一夜明けたこの日も「私の思いとしては昨日の会見と変わらない。(9月議会で)物価高騰対策を含めた補正予算をしっかりやっていく」と、あらためて続投の意志を示した。

 ついに全県議が辞職を迫る事態となったことにインターネット上では「解散で16億円ですね」「新任当初は県民からの期待があったかもしれんがね」「すでに客観的にはもう詰んでいる」「知事だけでなく側近、弁護士の責任もデカい」「今のままでは再選の余地はないし、再就職も難しいのでは」「一人で兵庫県議会の仕事をするつもりですか?あなたと仕事をしたくないと全議員から言われているのに」「たとえ議会が解散しても、前西播磨県民局長の死を無駄にしないためにも、改選後も百条委員会を設置して、井ノ本知明前総務部長の個人情報漏洩疑惑の解明をお願いしたい」などの声が上がっている。

 維新を含む全県議が辞職を迫る事態となり、拒否すれば9月議会に不信任決議案を提出する見通し。可決が濃厚な情勢で、その場合、斎藤氏は辞職か議会解散の選択を迫られる。