兵庫県・斎藤元彦知事への「不信任案提出」で合意 応接室には“おねだり疑惑”の物品も

AI要約

兵庫県の斎藤知事に対する不信任案提出が19日の本会議で合意されたことが明らかになった。

斎藤知事はパワハラ疑惑などで告発を受け、県議会から即時辞職を要求されている。

不信任案の提出により、斎藤知事の辞任が確実な情勢となっている。

兵庫県・斎藤元彦知事への「不信任案提出」で合意 応接室には“おねだり疑惑”の物品も

兵庫県の斎藤知事に対し、県議会の全会派が今月19日の本会議で、不信任案を提出することで合意したことが関係者への取材で分かりました。

パワハラ疑惑などを告発された兵庫県の斎藤元彦知事をめぐっては、きのう午前に自民党など4つの会派と無所属の県議4人が即時辞職を要求。辞職を決断しない場合は「しかるべき行動に移る」などとして、不信任案の提出も辞さない方針を明確にしていました。

9日には、すでに維新の会が辞職と出直し選挙の実施を申し入れていて、知事は一貫して要求に応じない姿勢を示していますが、関係者によりますと、全ての会派が9月議会が開会する19日に不信任案を共同で提出することで合意したということで、不信任案の可決が確実な情勢です。

そんな中、きのう、斎藤知事の応接室が報道陣に公開されました。部屋の中には「姫路城をかたどったレゴブロック」や「スポーツチームのユニフォーム」など、おねだり疑惑に関する証人尋問で指摘されていた物品が展示されていました。