自民党内部に不信任案を19日に提出する案が浮上 兵庫・斎藤知事「法律に基づいて対応を考える」
兵庫県議会で最大会派の自民党の内部で、斎藤知事に対し、9月議会が開会する19日に不信任案を提出する案が上がっていることが、関係者への取材で明らかになりました。
兵庫県の斎藤元彦知事がパワハラなどの疑惑を告発された問題では、3年前の選挙で推薦した日本維新の会がおととい、知事に辞職を要求。
さらに、最大会派の自民党など4つの会派もあす、辞職を申し入れる方針で、無所属の4人の議員も賛同することを明らかにしています。
これにより、86人いる議員全員が知事に辞職を迫る構図となりましたが、関係者によりますと、自民党の内部には9月議会が開会する19日に不信任決議案を提出・採決する案が浮上しているということです。
これまで辞職要求に応じない構えを示している知事に対し、早期の退陣を迫る狙いがあるとみられます。
こうした動きに、けさ、知事は。
兵庫県 斎藤元彦 知事
「地方自治法に基づいて、議会が提出や可決についての判断することになる。私も法律に基づいてどのように対応するか判断することになる」
県議会ではほかにも、立憲民主党系の会派がすでに不信任案を提出する方針を固めていて、自民党が全会一致での提出に向けて調整を進めています。