手足口病、全国で再び「警報レベル」超え - 感染者数は前週から34.9%増

AI要約

国立感染症研究所の報告によると、手足口病の感染者数が急増し、全国の定点医療機関での報告数も警報レベルを超えた。

定点当たりの報告数が5.0を超えた都道府県は28で、前週より15増加した。

感染者数の累計は36万592人で、東京が最も多く、神奈川、愛知、大阪、埼玉、兵庫がそれに続いた。

手足口病、全国で再び「警報レベル」超え - 感染者数は前週から34.9%増

 国立感染症研究所が10日に公表した第35週(8月26日-9月1日)のデータによると、手足口病の感染者数は1万7,872人となり、前週から34.9%増加した。全国の定点医療機関当たりの報告数は前週の4.24から5.7となり、「警報レベル」の5.0を再び上回った。【渕本稔】

 定点当たりの報告数が5.0を超えたのは28都道府県で、前週から15都府県増えた。

 1月以降に報告された感染者数の累計は36万592人。都道府県別に見ると、東京の3万1,066人が最も多く、以下は神奈川(2万4,156人)、愛知(2万3,086人)、大阪(2万2,189人)、埼玉(2万1,437人)、兵庫(1万8,837人)が続く。