「時代の変化に取り残された日本の政治を変えたい」小泉進次郎氏が自民党総裁選出馬会見 期待の一方「経験不足が不安」という懸念払拭が課題に

AI要約

自民党の総裁選において小泉進次郎元環境相が立候補を表明。改革意欲をアピール。

小泉氏は衆議院の早期解散と国民の信任を明言。裏金問題への対応も厳正に判断する考えを示す。

小泉氏は「古い自民党」を改革し、政策活動費の廃止やライドシェア解禁、夫婦別姓法案提出を掲げる。

「時代の変化に取り残された日本の政治を変えたい」小泉進次郎氏が自民党総裁選出馬会見 期待の一方「経験不足が不安」という懸念払拭が課題に

自民党の総裁選で小泉進次郎元環境相が、立候補を正式に表明した。国会記者会館からフジテレビ政治部・高橋洵記者に伝えてもらう。

記者会見には、多くの報道陣が集まっており、小泉氏は「いま政治を変えなかったらこどもたちの時代に間に合わない」と、改革意欲を全面にアピールした。

小泉進次郎元環境相:

私は、このたびの自民党総裁選に立候補いたします。自民党が真に変わるには、改革を唱えるリーダーではなく、改革を圧倒的に加速できるリーダーを選ぶことです。私は総理になって、時代の変化に取り残された日本の政治を変えたい。長年議論ばかりを続け、答えを出していない課題に決着をつけたい。

小泉氏はさらに「私が総理・総裁になれば、できるだけ早期に衆議院を解散し、国民の信を問う」と明言した。

また、注目されていた裏金問題への対応についても踏み込み、不記載があった議員の次の選挙での公認について、「説明責任を果たし、再発防止に努めているかに基づき、新執行部で厳正に判断する」とし「選挙で信任を得るまで要職に起用しない」と断言した。

小泉氏は、今の自民党を「古い自民党」と呼び、政策活動費の廃止や、ライドシェアの完全解禁、選択的夫婦別姓を認める法案を国会に提出することも掲げた。

小泉氏には、党内から「選挙の顔にふさわしい」との期待の一方で「経験不足が不安」といった声もあり、その懸念の払拭が課題となる。

(「Live News days」9月5日放送より)