吉野家「オーストリッチ丼」新発売 大注目の「第四の肉」は地球にやさしく期待大 そのお味は…

AI要約

吉野家が新メニューのオーストリッチ丼を発売。

ダチョウの肉を使用し、環境にやさしい食材として注目。

専門家も期待する吉野家の取り組み。

吉野家「オーストリッチ丼」新発売 大注目の「第四の肉」は地球にやさしく期待大 そのお味は…

牛丼でお馴染みの「吉野家」が、先週、新たなどんぶりを発売した。

使われているのは、牛、豚、鶏に続く第四の肉ということだが、どんなどんぶりなのだろうか。

秦キャスター:やってきたのは吉野家です。吉野家といえば牛丼ですよね。私も学生の頃、大変お世話になりました。しかし、きょうは一風変わったメニューがあるということで、さっそく行ってきます。

吉野家が新たに展開するどんぶりとは…

店員:お待たせしましたオーストリッチ丼です。

秦キャスター:おーっ!

オーストリッチ丼!!つまり…ダチョウの肉を使ったどんぶりだ。

秦キャスター:見た目は完全にローストビーフ丼ですね。この香りも醤油だれのすごくいい香りが香ってきます。

なかなか目にも、口にもすることがないダチョウの肉。

気になるそのお味は… 。

秦キャスター:うん!!

牛丼チェーン「吉野家」が、先週から一部店舗で販売をはじめた、ダチョウの肉を使った「オーストリッチ丼」。

秦キャスター:ほんとに、くせとか臭味とかが一切ないですね。とても食べやすいです。ダチョウということで、鳥なんですが、どちらかというと牛肉に近い印象です。とてもおいしいです。

しかし、なぜ吉野家でダチョウなのだろうか。

吉野家HD・河村泰貴社長:将来の暮らしの様々な場面の選択肢の一つに、オーストリッチ(ダチョウ)がある。

低カロリーで、豊富なビタミンや鉄分が含まれるダチョウは、牛や豚と比べて、少ないエサで成長するため、地球にやさしい新食材として、近年注目を集めている。

からあげなど、牛肉以外の食材にも力を入れ「畜種分散」を進める吉野家は、2000年代からダチョウに着目、子会社の自社牧場で、ダチョウの畜産を進めてきた。

吉野家の取り組みにダチョウ研究の専門家は…

京都府立大学・塚本康浩学長:牛や豚は環境にやさしくなかったりするんですね。牛はメタンガスが発生しますし、糞尿処理が大変になる。それに比べると、ダチョウは非常に少ないエサで大きくなるので、環境にやさしい。メタンガスも少ないし、世界レベルの模範となるというか、初めての試みになってくると思うので、非常に期待度、大です。