斎藤知事側近が告発の元幹部の個人情報を持ち出しか 県が調査の方針

AI要約

兵庫県知事のパワハラ疑惑をめぐり、斎藤知事の側近の幹部が元局長の個人情報を持ち出した疑いがあり、県が調査する方針であることがわかりました。

元局長が告発したパワハラ疑惑についての百条委員会が設置され、証人として出席が決まった元局長が死亡する事態が発生しました。

斎藤知事は疑惑を否定し、県は外部の弁護士による調査を開始する予定です。

斎藤知事側近が告発の元幹部の個人情報を持ち出しか 県が調査の方針

兵庫県知事のパワハラ疑惑をめぐり、斎藤知事の側近の幹部が告発した元局長の個人情報を持ち出した疑いがあり、県が調査する方針であることがわかりました。

ことし3月、元西播磨県民局長が斎藤知事のパワハラ疑惑などを告発し、調査するための百条委員会が設置されました。

証人として出席が決まった元局長はことし7月、百条委員会側に、プライバシーの配慮を求める文書を提出していましたが、その直後、死亡しました。

自殺とみられます。

県によると、内部調査でパソコンなどを調べていた当時の総務部長など知事の側近の幹部が元局長の私的な情報を持ち出した疑いがあり、県が調査する方針を固めました。

斎藤知事はけさ、疑いについて否定しました。

【兵庫県 斎藤元彦知事】「(幹部)一人一人に確認したら『ないです』ということでした。私も関与や指示はしていない」

県は外部の弁護士に調査を依頼する方針です。