兵庫・斎藤知事、パワハラ疑惑告発した元幹部の早期処分を指示

AI要約

兵庫県の斎藤知事が、パワハラなどの疑惑を告発した元幹部の処分を早期に行うよう指示していたことが分かった。

斎藤知事は百条委員会での証言に対し、処分については適切だったと述べつつ、指示の有無については明言を避けた。

報道陣に対し、百条委員会の調査に協力する姿勢を示した斎藤知事。

兵庫県の斎藤知事が、パワハラなどの疑惑を告発した元幹部の処分を早期に行うように指示していたことが分かりました。

23日に行われた百条委員会では、斎藤知事によるパワハラを実際に受けたり、目撃したりした可能性がある職員6人に対する証人尋問が行われました。このうち、職員の1人が「公益通報の結果が出るまで処分しないほうがいい」と進言したにもかかわらず、知事が早く処分するように指示を出したと証言したことが明らかになりました。

兵庫県・斎藤元彦知事

「(Q.処分を急いだ理由が「批判の風向きを変えたい」との証言も?)そういう覚えはないです」

斎藤知事は26日朝、報道陣に対し、処分については適切な対応だったとしたうえで、指示の有無については明らかにせず、改めて百条委員会の調査に応えていくと説明しました。