大量のカメムシが窓に…異常発生に住民の生活にも影響「カメムシに混じってバーベキューしている状態」

AI要約

千葉県いすみ市の住宅で撮影された窓一面に張り付いたカメムシの写真が話題に。

カメムシが異常発生し、バーベキューの際も気になる状況が続いている。

全国的に大量発生しており、30都府県に「カメムシ注意報」が発令されるなど、被害が広がっている。

大量のカメムシが窓に…異常発生に住民の生活にも影響「カメムシに混じってバーベキューしている状態」

 ある1枚の写真に写っていたのは窓一面に張り付いた“カメムシ”だ。千葉県いすみ市の住宅で撮影されたもので、撮影主によると、近年カメムシが異常発生しているという。

 テラスでバーベキューをするとテーブルにも集まってくるため「カメムシに混じってバーベキューしている状態」なのだという。

 カメムシは今年、全国的に大量発生しており農家にも被害がでる事態に。地域によっては平年の280倍以上も発生しており、30都府県に「カメムシ注意報」が発令された。生育サイクルや気候が重なったりすると、大量発生が起こることもあるという。

 ABEMA的ニュースショーでは過去にカメムシについて特集。カメムシ研究21年の伊丹市昆虫館の学芸員・長島聖大氏は大量発生の経緯について「去年の秋は、とくに西日本で、スギ・ヒノキの実を食べて育った幼虫が増えた。しかしその原因はわかっていない」と語っていた。

(『ABEMA的ニュースショー』より)