コメ不足に総理が指示 「流通不足の懸念に対処」

AI要約

岸田総理大臣はコメの品薄について坂本農水大臣に対し対処するよう指示した。

坂本大臣は新米出回りにより品薄は回復すると述べ、備蓄米放出に否定的な見方を示している。

食料の安定供給を確保するため、円滑なコメの流通に取り組むことが求められている。

コメ不足に総理が指示 「流通不足の懸念に対処」

 一部のスーパーなどで品薄となっているコメをめぐって、岸田総理大臣は坂本農水大臣に対し「流通不足の懸念に対処」するよう指示しました。

「坂本農林水産大臣においては、消費者の立場に立って米の流通不足の懸念に対処し、引き続き市場を注視し、円滑な流通に取り組んでください」(岸田総理大臣)

 岸田総理は27日、食料の安定供給などについて議論する会合で、坂本大臣にコメの円滑な流通に取り組むよう指示しました。

 坂本大臣は、8月~9月にかけて2024年の新米が出回ることから「コメの品薄は順次回復していく」と述べ、政府の備蓄米放出について現時点では否定的な見方を示しています。(ANNニュース)