新しい内閣法制局長官に検察官出身の岩尾信行氏に 政府閣議決定
政府はけさの閣議で、内閣法制局長官に昇格する岩尾信行氏の人事を決定しました。
安倍政権下で5年間内閣法制局長官を務めた近藤正春氏の後任として、岩尾氏が次長から昇格することが決まった。
林官房長官は、岩尾氏の経験と能力を高く評価し、内閣法制局長官としての適任性を強調した。
政府はけさの閣議で法案審査を行う内閣法制局長官に次長を務めていた岩尾信行氏を昇格させる人事を決めました。
政府は安倍政権下で2019年に就任し5年にわたり、内閣法制局長官を務めた近藤正春氏を交代させ、次長を務めていた岩尾信行氏を昇格させる人事をけさの閣議で決定しました。
起用の理由について林官房長官は午前の会見で次のように述べました。
林官房長官
「岩尾氏については、内閣法制局におきまして、(内閣法制局)第一部長や内閣法制次長を歴任し、豊富な知識と経験を有しておりまして、内閣法制局長官として適任であると総合的に判断し任命した」
岩尾氏は、63歳で東京大学法学部卒業後、山形地検検事正や内閣法制局第一部長を経て2019年から法制局次長を務めていました。