岸田内閣支持率23%で横ばい 毎日新聞世論調査

AI要約

過去14カ月連続で支持率が30%を下回る岸田内閣について、最新の世論調査結果が発表された。支持率は2ポイント増の23%で横ばい、不支持率は2ポイント減の71%となった。

問題が深刻化した自民党派閥の裏金問題により、岸田内閣の支持率は昨年11月以降低迷しており、首相は9月の党総裁選に立候補しないことを表明している。

最新の世論調査は、携帯電話と固定電話を組み合わせた方式で実施され、429件の携帯と521件の固定から有効な回答を得た。

岸田内閣支持率23%で横ばい 毎日新聞世論調査

 毎日新聞は24、25の両日、全国世論調査を実施した。岸田内閣の支持率は、7月20、21日実施の前回調査(21%)より2ポイント増の23%で、横ばいだった。不支持率は前回調査(73%)から2ポイント減の71%だった。支持率が30%を下回るのは、昨年7月(28%)以降14カ月連続。

 昨年11月以降、自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金問題が深刻化。今年2月に支持率が14%に下落するなど、支持率の低迷が続いている。岸田文雄首相は14日の記者会見で9月の党総裁選に立候補しないと表明しており、2021年10月に発足した岸田政権は約3年で幕を閉じる。

 調査は、携帯電話のショートメッセージサービス(SMS)機能を使う方式と、固定電話で自動音声の質問に答えてもらう方式を組み合わせ、携帯429件、固定521件の有効回答を得た。【野原大輔】